手塚治虫小説集成 (立東舎文庫)

著者 :
  • 立東舎
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本棚登録 : 41
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (480ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845628223

感想・レビュー・書評

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  • 手塚治虫の1943年から86年に書いた小説18編。43年はまだ中学生の頃。マンガの神様は小説もこんなに書いてたとは。挿絵はほとんどないが読んでいて手塚治虫の絵が浮かんでくる不思議。手塚治虫好きにはたまらない一冊。

  • 長編の「蟻人境」、中編の「羽と星くず」はアニメにしたら痛快でドキドキ、ワクワク、ピッタリだろうなー。
    後半のSFショートショートもなかなか。「世にも奇妙な…」といったところか。

  • なんとも「一芸に秀でるものは多芸にも秀でる」という諺があるが、これわまさにその通りの作品である。読んでいるとなんというか漫画作品の雰囲気と似たところを感じる冒険活劇なのですぞ。

    編者はこの本を編んで集成しているらしい。「編む」のである。ならば今後も手塚小説作品を編んで出版して欲しいものだ。

  • 「君が、おしまいか」
    「ああ、おれでおしまいさ」
    「もう死ぬ人間はいないのかい?」
    「ああ、ひとりもいない」
     その話をきいて、私は悲鳴をあげた。その人の云う通り、それからは誰ひとり送られてこなかった。
    (P.411)

  • 1940年代〜1980年代かけて様々な雑誌・新聞で発表されたSF小説をまとめている。ジュブナイル小説は冗長。後半のショートショートは星新一のようなキレの良さがある。

  • SF、ファンタジー、ミステリー、ホラー、漫画の元ネタのような小説集です。文章自体は確かに古くさいが、氏の漫画の世界のように、当時としては奇想天外な内容で、現代を予見するような内容でもあると感じる。漫画の神様の思考をちょっと覗いてみたようです。

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著者プロフィール

1928年、大阪生まれ。漫画家。戦後漫画界の巨匠にして日本TVアニメの始祖。1989年没。代表作に『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『火の鳥』『ブラック・ジャック』他多数。全400巻の個人全集を持つ。

「2018年 『いばら姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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