ロック史 (立東舎文庫)

著者 :
  • 立東舎
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845631292

感想・レビュー・書評

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  •  Apple Music契約してて、音楽ジャンルに詳しくない人はこの本を読んでほしい。年代別のカテゴリをみると、いろんなジャンルのベストがいっぱいあるんだけど、それをかたっぱしから聴きたくなる。サブスク最高だなってなる。 

     この本では、当時の社会背景を解説しながら、アーティストやジャンルの誕生を紹介している。本書を読むまで60年代~70年代のロックは良さがさっぱりわからなかったんだけど、背景を知ると当時の熱が伝わってきて印象が変わって聴けるようになった。それでも文字だけだとよくわからない。どの年代でもyoutubeでライブ映像が見れるので、動画を見ながら読むのがおすすめだ。

     よく知らないでロックを聴いていた今までも楽しかったのだが、歴史を知ってより音楽が好きになった気がする。自分にとってはいい本。

  • エルビスから始まるロック史なので、私たちが一般的にイメージしているロックの歴史をざっと理解するには良かった。
    ただし、講談社現代新書(1985年)→ 新版(2007年)→ 立東舎文庫版(2017年)という本書は新版が出版される際に加筆されてはいるものの、80年代後半からのLAメタル、グランジからオルタナティブロック、ブリトポップ、ヒップホップについては薄い。しかしながら社会の変化に合わせて若者のライフスタイルが変わり、新しい音や音楽が生まれ、そしていつの間にかダサくなるというそのサイクル。ロックが世に出て、認知され、ビジネスになり、やがて陳腐化して停滞、新たなロックが世に出てくる様子はすでにエルビス登場の50年代から始まっていたことが全体を通してよくまとまっていたと思う。

  • まあまあ

  • ロックの通史をさっと把握するのに便利な本。ロックは単独で純粋にロックとしてそこにあった訳ではなく、社会の中にあって、社会との関わりがあってこそ、大きな意味を持つことができたのだと理解できる。
    この本は元々、講談社現代新書の一冊、『ロック スーパースターの軌跡』という本として出版されていたもの。

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