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本 ・本 (112ページ) / ISBN・EAN: 9784845635573
作品紹介・あらすじ
大人気作家・村山早紀の書き下ろし作品を含む4つの短編に、数多くの装幀で知られるイラストレーター・げみの世界観に寄り添うやさしいイラストが彩る、華麗な1冊。『春の旅人』『トロイメライ』に続くコラボレーション第3弾は、すべてが猫と人間の物語。
オールカラー・全イラスト描き下ろし。
感想・レビュー・書評
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村山早紀さんとげみさんのコラボ。
瞬く星空の下なのかと思ったが、透明の傘をさしているのは雪なのか⁇
とても幻想的で、青年を見上げている白い猫が、なんとも言えずに愛しい…。
そんな表紙に惹かれて、ページを捲る全4話。
表題作の「約束の猫」が、表紙となったのが読んだあとにわかる。
こんなにも猫が身近に感じられるとは思わなかった。
そばに居てあたりまえのような存在になっている。
実際、犬としかいっしょに生活したことはないのだが…。
それでもこれほどまで猫に惚れるとは…。
「七日間のスノウ」拾った子猫を家族に内緒で、こっそり育てたけれど…。家族の愛を感じられる(涙腺崩壊もの)
「五千年ぶんの夜」ひとりぼっちの夜に出会った猫。
この子がいるから孤独じゃない。
「春の約束」おばあちゃんの家に来てた親子の猫。
子猫が死んだあとみいこが生まれた奇跡。
「約束の猫」雪の日に出会った白い子猫「星子」。
身代わりになっても、またいつか一緒に暮らせる。
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猫を愛する人の本!ホント猫は可愛いっ♪4編の短編集で村山早紀さんの猫好きさが伝わってくる…どのお話もよかったです。
「7日間のスノウ」:子猫を拾った真実ちゃんが主人公。家族愛を感じるあったかいお話。
「五千年ぶんの夜」:ひとりぼっちの夜を過ごすわたし、猫に優しく癒やされる夜のお話。
「春の約束」:おばあちゃんの家で過ごす親子と、猫との思い出、その約束。
「約束の猫」:優しいお父さんと猫の星子とのお話。
ページ数も少なくて、あっという間に読み切れてしまいましたが、何度も読み返したくなるような素敵な作品でした。またげみさんの挿画がすごくよくて、癒やされました!!可愛くて、ちょっと心があったまる、読みながら猫ちゃんに触れているような錯覚を覚えるような、本当にかわいい作品です(^^) -
猫と人間の4つの心温かい物語。
どのお話も良かったですが、『春の約束』が一番好き。
とても素敵で、優しい気持ちになりました。 -
「7日間のスノウ」「約束の猫」良かった。
悲しい展開もあるが,猫の可愛さが溢れていて癒やされる。 -
子猫にまつわる、四つの短編。
命の温かさ、家族の絆、人や動物、あらゆる生き物とのご縁。
道徳の教科書に載っていそうな物語でした。
乙女の本棚でおなじみの、げみさんのイラストが癒し! -
•7日間のスノウ
•5千年ぶんの夜
•春の約束
•約束の猫
子供向けの話だけど、作者が桜風堂ものがたりの村山早紀さんだったので手に取ってみた。
良かったです。特に「7日のスノウ」は通勤電車で読んでて、思わずグッと込み上げてきた。
絵も素敵でした。 -
猫好きにはたまらないだろうな。
犬とは違う人との距離感がわかる短編集です。
話もイラストも良い作品です。
この中でも次の2作品は特によかったです。
「七日間のスノウ」は切ない話でした。
「春の約束」は心の暖かさを感じました。
他の話もよかったです。
あとがきで村山さんとげみさんのコラボは3作目!だったことに気づきました。1作目を読んでいないので近いうちに読みます。 -
大好きな村山さんとげみさんのコラボ第3弾!優しい、猫と絡む物語。猫がとっても好き、というわけではないけれど、このおはなしたちはほっこりしていてよかった。
子どもが流れてしまった女性寄り添った子猫。そのあとに宿った大切な娘。 -
猫さんが可愛い((o(。・ω・。)o))
著者プロフィール
村山早紀の作品





