ジオラマ論: 博物館から南島へ

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  • Amazon.co.jp ・本 (283ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845702305

作品紹介・あらすじ

都市はいつからか一種の博物館になっていた。19世紀は博物館、水族館、動物園、遊園地といったひとつの施設全体が巨大な玩具に他ならないような見世物が発生し、博物館がその文化のメタファーとなった奇妙な世紀であったが、20世紀は逆に都市自体が博物館化していった世紀として記憶されることになるのだろう。

著者プロフィール

伊藤俊治(いとう・としはる):1953年生まれ。東京大学文学部美術史学科卒業、同大学院人文科学研究科修士課程修了(西洋美術史専攻)。東京藝術大学教授を経て、現在、同大学名誉教授。『ジオラマ論』でサントリー学芸賞受賞。その活躍の場は写真論に限らず、ひろく20世紀のテクノロジー論や肉体論にまで及び、『写真都市』『トランス・シティファイル』『生体廃虚論』『電子美術論』『バリ芸術をつくった男』など時代の感受性を反映する著作を多数発表しつづけている。

「2022年 『増補 20世紀写真史』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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