給水塔

制作 : Bernd Becher  Hilla Becher  大貫 敦子 
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  • Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845706921

感想・レビュー・書評

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  • 給水塔の写真集。前世紀の建築どころか19世紀のものがあってよい

  • 給水塔の写真集。本当に写真集。重くてでかい。
    前書きがちょろっとある他は場所や撮影年が添えられるだけで、余計な文章は一切ない。
    1960年代から1980年代まで欧米で撮った白黒写真。
    国別や年代順ではなく、似た形のものが並べられている。
    建築系の人が見るようにはきちんと読めていないだろうし、なにが写っているのかさえ理解できないところもあるけれど、それでも面白かった。

    私の知っている給水塔は昔近所の団地のそばに立っていたエリンギみたいな形の塔のみ。
    出てくる給水塔はそんなイメージとはずいぶん違う。
    丸いの四角いの角柱の、足が細いキノコ型、サイロ型、聖火台みたいなのもあれば火の見櫓みたいなのもある。
    石積みやレンガ造りの古典的なタイプもあれば、コンクリートや木造やよくわからないものもある。
    UFOのようなクラゲのようなデザインもあれば、土台に家みたいなデザインを乗せたバーバヤーガの家みたいなのもあるし、双子の塔もある。
    歴史的な建物に交じって、言われなければ給水塔だと気づかないようなのや大学図書館みたいなデザインのもある。
    蔦まみれだったり破損したり落書きされたりしたものも、新しそうなのもある。

    場所も様々。線路沿いが多いのが意外だったけど、住宅街や公園や山を背景にしたものもある。
    平屋より少し高い程度のものは個人の家用なのかな。
    摩天楼の上にあるあれは「給水塔」ではなく「給水タンク」と呼びたい。
    でも、そういえばあれも給水システムのひとつか。盲点だった。
    家らしきものの真上に重そうなタンクがあるとハラハラしてしまうけれど、あれは地震のない場所なのかな。


    これはこれで良かったけれど、すごく中を見たい。
    仕組みや歴史も知りたい。

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