地に火を放つ者: 双児のトマスによる第五の福音

著者 :
  • トレヴィル
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (689ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845707522

感想・レビュー・書評

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  • 福音書を今の言葉で書いており、イエスだけでなく、12使徒が人間性豊かに描かれていて、とても分かりやすい。キリスト教が、ユダヤ教の1セクトでなく、世界的な宗教になっていった背景が伝わってくる。

  • キリスト教の宗教画を見るたびに、詳しいエピソードを知らないためもどかしい思いをしてました。だからといって聖書を読むのもちょっと……と思っていたところにあら、いい本発見。小説故の特異な設定も多々あるんでしょうけど、わかりやすいし面白かったです。

著者プロフィール

(みた・まさひろ)小説家、武蔵野大学名誉教授。1948年生まれ。1977年、「僕って何」で芥川賞受賞。主な作品に、『いちご同盟』、『釈迦と維摩 小説維摩経』『桓武天皇 平安の覇王』、『空海』、『日蓮』、『[新釈]罪と罰 スヴィドリガイロフの死』、『[新釈]白痴 書かれざる物語』、『[新釈]悪霊 神の姿をした人』、『親鸞』、『尼将軍』、『天海』などがある。日本文藝家協会副理事長、日本文藝著作権センター事務局長も務める。

「2022年 『小説集 徳川家康』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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