悪夢の種子: スティーヴン・キング・インタビュー

制作 : ティム アンダーウッド  チャック ミラー 
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  • Amazon.co.jp ・本 (435ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845708567

感想・レビュー・書評

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  • キング第1期時代のインタビュー集。
    「人間は自分の最後について考えることのできる唯一の生き物だ」と。なるほどそうかもしれない。ホラーを読んだり見たりすることはその予行演習。だからもはや予行演習の必要のない初老の人がホラー映画の上映館からよろめき出てくることは滅多にないとも言う。ホラーを読んで面白く感じられなかったらもはや老人ということだろうか?そういえば昔ほどホラーに惹かれなくなっているような。ああ、また「スタンド」とか読み返してみようかな。
    それにしてもキングの第1期はものすごく面白く、それ以降はセルフ・パロディーしかやっていないと訳者が述べている通りかと思うけれど、さらに最近面白さが復活した感じで驚いてます。具体的には2013年の「ジョイランド」以降ではないでしょうか。ミステリー要素が強くなってきて傾向が変わったからかもしれません。66歳でスタイルを変えるなんてことは自分にはできるのだろうか?第3期にはいったキングを楽しむとともに、自分の第3期をどのように変えて実行していくかと思うようになりました。こんなことができるなら、楽しみはどんどん増えるね。

  • 2014/9/6購入

  • 93年の発売当時以来の再読。スティーブン・キングのインタビュー集。27編を収録。キューブリック監督「シャイニング」をどう思うか、など内容もかぶっているが、答え方は微妙に違っているのも興味深い。中身は似ているが、「小説作法」もおすすめ。

  • スティーブンキングのインタビュー集。
    様々な雑誌などのインタビューをまとめたもので、若干の内容の重複はあるものの、キングに対してしたいであろうおおよその質問がなされている。

    「悪夢に見るほど怖がって読んでほしい」という言葉が印象的。
    なぜなら、私も幾度となくシャイニングのホテルを悪夢で見たのだから。。。

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著者プロフィール

1947年メイン州生まれ。高校教師、ボイラーマンといった仕事のかたわら、執筆を続ける。74年に「キャリー」でデビューし、好評を博した。その後、『呪われた町』『デッド・ゾーン』など、次々とベストセラーを叩き出し、「モダン・ホラーの帝王」と呼ばれる。代表作に『シャイニング』『IT』『グリーン・マイル』など。「ダーク・タワー」シリーズは、これまでのキング作品の登場人物が縦断して出てきたりと、著者の集大成といえる大作である。全米図書賞特別功労賞、O・ヘンリ賞、世界幻想文学大賞、ブラム・ストーカー賞など受賞多数。

「2017年 『ダークタワー VII 暗黒の塔 下 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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