風雲児たち (7) (SPコミックス)

  • リイド社 (2002年10月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845801732

風雲児たち (7) (SPコミックス)の感想・レビュー・書評

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  • 図書館の本

    飢饉は冷夏だけでなく山の噴火でも起きる。。。。
    浅間山の噴火、きちんと調べたいなと思ったことのひとつ。

  •  冒頭にちらっと出てくる工藤平助。彼と、彼の著した『赤蝦夷風説考』がどれだけ凄い本かがさらっと語られてます。
     何で高校の日本史の先生は、予習教材で「これを読め!」って言ってくれなかったんだろう…そしたらもっと楽しめたのに…と筋違いな恨み節がまた頭をもたげてきました。

     本巻の前半では、高山彦九郎と林子平がフィーチャーされています。
     正直言いまして、この時点での高山彦九郎は面白い人ではありますが、凄い人とはあまり思えません。
     逆に、林子平は藩政改革を上申し、ここぞとばかりに意見しまくります。その情熱、勢いもすごいですが、藩に対する献策の内容がドラスティックで圧倒されます。有為の人材がろくに登用されず、素晴らしい意見が等閑視されることは、この時代に限らず掃いて捨てるほどあるでしょうが、それにしても林子平の意見が取り上げられなかったのは残念でなりません。

     中盤は田沼意次vs松平定信です。田沼という人は昔から評判が悪いですが、『風雲児たち』では開明的ですばらしい為政者として描かれており、対する松平定信はエリート意識に凝り固まった守旧派の権化として描かれています。
     僕は圧倒的に田沼押しなんですが、残念なことに、彼には為政者としては圧倒的に運がなかったと思います。天明の大地震に浅間山の噴火…「何で田沼時代にまとめて来るんだよ!」と思わず声を挙げてしまいました。

     後半は大黒屋光太夫たちが嵐に流され、アリューシャン列島に流れ着くまで。大概絶望的な漂流でしたが、これでまだ漂流の序の口なんですよね…

  • 怪人・高山彦九郎の物語、大黒屋光太夫漂流記、苦闘・田沼意次編といったところか。田沼は本当に運がなかった老中だよなと思う。優れた政治家であり、歴史の教科書とみなもとの描き方では評価が正反対になりそうだ。

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