ゴルゴ13 (Volume1 ビッグ・セイフ作戦) (SPコミックスコンパクト)

  • リイド社
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本棚登録 : 149
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845825394

感想・レビュー・書評

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  • 記念すべき第1巻。

    ゴルゴが、何個か完成されてからのゴルゴとは思えないミスを重ねます。

    口調も、現在のゴルゴとはやはり違います。

    そんな、ゴルゴの若さが垣間見える、記念碑的第1巻です。

  • ゴルゴ13を大量に譲ってもらった(譲る+貰った?譲り受けた?)ので
    一日一冊くらいで片付けていきたい
    だいたい再読だがおおよそ忘れているので初めて読む気持ちでひとつ
    1巻は1968年から1969年の作品
    ほぼ50年でまさに古典
    作品の方向が固まっておらずキャラクタがパロディみたいなのと
    お話の展開もかなり無理やりでプロフェッショナルかんがあんまりないが
    それでもスパイものとしてそれなりに読ませる
    現在こういう内容なら歴史に残る作品にならなかっただろうが
    50年前から時代に合わせ磨き上げ続けているのが不動の価値

  • 男兄弟がいないので男性コミックが身近になく、今更ですが
    これからスタートしてみました。
    1968年にこんなコミックがあったとは少し驚きです。
    女性がみんなボインちゃんなところは007のよう。
    連載が続く秘訣でしょうか。

    • 円軌道の外さん

      こんばんは!

      お気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)


      ゴルゴは自分も
      単行本でまとめては読んだことないん...

      こんばんは!

      お気に入りポチ
      ありがとうございました(^O^)


      ゴルゴは自分も
      単行本でまとめては読んだことないんやけど、
      当時であの世界観は
      スゴいですよね。

      確かに女の子の胸を大きくすれば
      男性読者は
      単純に喜ぶらしいです(笑)

      作戦だったのなら
      お見事ですよね♪


      実写版では
      あの高倉健がゴルゴ役を
      やってるそうです(笑)
      ↑ある意味見てみたい!


      2012/05/16
  • ゴルゴを最初に読んだのはいつだったか、理容室のコミックスだったかなあ。
    昔は当たり前のように鎮座していた。
    確かに時間つぶしには最適な短編の多い話だと今なら手に取るけど、子供の頃は漫画とは言え絵柄で敬遠してしまっていた。
    実際読んだのは大分後になってからだが、最初は後のイメージと違ってゴルゴがやけに動く。
    紹介も兼ねたエピソードだったとは言え、最初からいきなり娼婦殴っているし警察とも喧嘩し始めるしで結構無茶苦茶だったりする。
    逆にそんな失敗してそれをギリギリで切り抜けちゃうというダーティーな部分も楽しめると思うべきか。
    後のゴルゴはクール過ぎるからなあ。
    でなきゃ到底生き残れないような環境だし。

    多少の違和感はあれど、漫画としては最初から完成していたなと思う。
    ちょっと説明が多い文章もあるが、適当に読んでもちゃんと楽しめてしまう辺りはうまいわ、やっぱ。

  • おもしろサスペンス
     ちゃんと起承転結がしっかりしてますね。さいとう・たかをのマンガがうまい。ヴォリュームたっぷり。読ませる。ブルーフィルムの話のオチはえーさうなんだと思った。色褪せた紋章も凝った話だ。

  •  第二次世界大戦後に活躍し始めた、一人の狙撃手。通称“ゴルゴ13”。
     思想やイデオロギーに囚われず、個人、組織、政府に対して垣根なく公平に対応し、依頼の成功率は約99%……!
     
     時代の流れとともに、国籍、経歴、年齢、すべてが謎に包まれ、世界を股にかけた超一流のプロフェッショナル、“ゴルゴ13”ことデューク東郷の活躍を描く劇画作品。

     1969年から40年以上に渡り長期掲載しており、愛読者も多い伝説的な作品。暗殺の依頼から実行までを描いたクライムドラマだけでなく、犯人探しやトリック当てをメインとしたサスペンス・ミステリー調のエピソードもある。また、近現代史や政治経済、宗教問題や時事問題等も作品の設定の一つとして盛り込んでいるため、現代の世界情勢の成立過程や現代に至ってもなお継続中の時事問題を楽しみながら学べる、良い副読書でもある。十代にはちと早いかもしれないが、今の若い人には見識を深めるためにも、ぜひ初期のエピソードから読んでほしいと思う。特に文庫版は、巻末に書かれた解説が内容を補足してくれるので、これから読む人にオススメだ。
     また、仕事に対する姿勢や信条は、働く者にとってとても参考になる。全てを真似るのは不可能でも、一割または一分でも仕事に取り入れれば必ず利になるはずだ。私の場合、業務上のミスやトラブルの減少に繋がった。

     毎日世界各地で起きる、大中小、数々の事故や事件。このシリーズを読んでいると、どの事象がどの事象と裏で繋がり絡んでいるのか、ついつい色々と深読みまたは想像したくなる。そんな作品だ。

  • スナイパー/ハードボイルド
    17.02.27 149巻up

    1-149巻 続

  • ~139巻
    長編であるが、どの巻を読んでも、ゴルゴ13。
    その安定感は素晴らしい。

  • マツコの番組でオモシロ紹介されていて気になり、ついつい購入。学生当時は文字の多さと内容の難しさにGIVE UPだったけど、それは30年経っても同じでした...。途中で挫折...。

  • 超A級スナイパーの登場!

    「ビッグ・セイフ作戦」
    記念すべき第一話はブリーフ一丁で登場。おまけに早々に逮捕。
    笑えないジョークを飛ばしたり、笑いながら独りごとをブツブツ言ったりとゴルゴの若さを楽しめます。

    「デロスの咆哮」
    ゴルゴを罠にはめ捕まえてしまうほどの強敵ボネ登場。
    ゴルゴの皮肉な笑顔と饒舌なセリフが印象に残ります。

    「バラと狼の倒錯」
    この頃のゴルゴは上下の黒いつなぎをよく着てます。
    逆に目立つ気がしますが。
    握手シーンもあり。

    「色あせた紋章」
    フーバーとキニスキーが登場。
    出てくる連中も第二次世界大戦を経験している猛者が多し。

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著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年(昭和11年)大阪府出身。1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年4月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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