ゴルゴ13 (Volume19 ペギーの子守歌) (SPコミックスコンパクト)

  • リイド社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (316ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845825578

感想・レビュー・書評

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  • 銃殺人ひとりはゴミのように処分される被害者が妙に痛々しい。
    が、そんな犯人もちゃんとひとまとめに処分されている辺りが痛快だったかも。
    恐らくゴルゴにとってはいらぬアシストだとは思うが。
    ペギーの子守歌も本題はそこじゃないとあっさりひっくり返してしまうところがいい。

    ただ幽霊定期便はもっとテーマや謎めいた敵側になにかあるかなと思ったら、予想以上に普通の終わり方で残念だったかも。
    解説でも妙に評価高いけど、海に向かうエバもドラマが足りない気がする。
    料理の仕方次第ではもっといけると思うんだが、雰囲気止まりだった。

  • 4845825570 316p 2003・8・30 初版1刷

  • 【幽霊定期便後篇】
    カートランドは法律的には悪だが道義的には善。
    ゴルゴにはそんなことは何の関係もありません。

    【ペギーの子守歌】
    ゴルゴが冤罪に巻き込まれる初のケース。

    【銃殺人ひとり】
    依頼人の気持ちがゴルゴに伝わったことが分かる回。

    【海へ向かうエバ】
    女版ゴルゴ、エバとのラブストーリー。
    この巻の白眉。

    【黒い肌の狙撃者前篇】
    サミー・ブラウン助けてやれよゴルゴ。

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著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年(昭和11年)大阪府出身。1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年4月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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