ゴルゴ13 (Volume 25) 芹沢家殺人事件 (SPコミックスコンパクト)

著者 : さいとう・たかを

• リイド社 (2003年11月29日発売)

感想・レビュー・書評

[紙の匂いさんの感想 · 2023年10月26日]

ゴルゴシリーズで、名作と名高い
芹沢家殺人事件を収録。

ラストシーンが、何度読んでも印象的です。

[ホトケさんの感想 · 2011年9月10日]

ゴルゴの過去に迫る名編収録の25巻。

【60日間の空白への再会】
読者が確認できるゴルゴ初期の仕事にして脱獄モノ。
1965年にしてこの貫禄！
話の展開といい、ラストといいこれぞゴルゴ13.といえる作品です。

【芹沢家殺人事件】
昭和50年の東京を舞台にした陰惨なミステリーにしてルーツ編の名作。

【ハロウィンニューヨーク前篇】
マスコミの間でもゴルゴが有名になっていることが分かります。

著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年（昭和11年）大阪府出身。1955年『空気男爵』（大阪・日の丸文庫刊）でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年４月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記　下』 で使われていた紹介文から引用しています。」