ゴルゴ13 (152) 真のベルリン市民 (SPコミックス)

  • リイド社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845830138

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  • (2012.03.31読了)(2006.06.14購入)
    副題「真のベルリン市民」
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    (間借りです)
    別冊ビッグコミック(2006年7月13日号)
    【目次】
    1.激突!AK-100vsM-16(2002年10月)
    2.龍への供物(2002年12月)
    3.歪んだ車輪(2002年11月)
    DOGS 司塚卓球
    宇宙サラリーマン武蔵野 見ル野栄司

    ●激突!AK-100vsM-16
    戦闘で利用する銃の覇権をめぐる話です。
    ロシア製のAK-100とアメリカ製のM-16とで、どちらが扱いやすかということです。
    ロシア製は、手入れが簡単だけれど、命中率がよくない。アメリカ製は、命中率はいいけれど手入れを怠ると暴発の恐れがある。
    アメリカ製のM-16が、使われ続けているのは、ゴルゴ13が利用しているから。
    ということで、ロシア軍が、ゴルゴ13に勝てれば、ロシア製のAK-100の優位性が証明される、というのですが。
    ●龍への供物
    舞台は、東京都大田区。技術力のある町工場が集まっている地区です。
    この地区にも、中国からの技術者が来ています。
    公安から目をつけられるような人物もいるようです。
    ●歪んだ車輪
    舞台はタイのバンコク。
    タイの地下鉄の受注に成功したはずの日本企業。
    タイの地下鉄会社が日本との契約を破棄して、ドイツの会社と契約してしまいます。
    日本の提示額より安くて、納期も短いということです。
    偶然の出会いから、ドイツの提案している電車に使われている車輪がかつて事故を起こしたことがあり、安全性に問題があることが分かりました。
    タイの地下鉄会社にどうしたら、安全性に問題があることを実証して見せることができるのでしょうか?
    (2012年3月31日・記)

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著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年(昭和11年)大阪府出身。1955年『空気男爵』(大阪・日の丸文庫刊)でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年4月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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