ゴルゴ13 (Volume129) 香りの宝石 (SPコミックスコンパクト)

著者 : さいとう・たかを

• リイド社 (2010年8月30日発売)

感想・レビュー・書評

[thaqxhutさんの感想 · 2012年6月19日]

ベトナムの香木「伽羅」の話が、薀蓄に富んでいて面白かった。
最後の解説で、最初の3ページくらい、地球史の話（スノーボールアースだとかカンブリア爆発だとか。ゴルゴと全然関係ない）をしているのもまた乙だった。

[ホトケさんの感想 · 2011年10月16日]

【1インチの錯覚】
錯視を利用して狙撃を防ぐ大胆な作戦。相手がゴルゴで無ければ…

【香りの宝石】
香道は金の香り。

【ユビキタスの迷路】
現代において家電に実装されていることを考えれば時代を先駆けた発想。

【MASK】
影武者現代版。

[hidekazutnkさんの感想 · 2010年8月31日]

1インチの錯覚
香りの宝石
ユビキタスの迷路
MASK

著者プロフィール

さいとう・たかを

1936年（昭和11年）大阪府出身。1955年『空気男爵』（大阪・日の丸文庫刊）でデビュー。翌年創刊された「影」「街」など貸本向け漫画誌の中心的な存在として、大阪で精力的な活動を続ける。63年『台風五郎』の大ヒットで不動の人気を獲得。その後、活動拠点を大阪から東京に移し「さいとう・プロダクション」を設立する。作品制作過程における分業化をはかり、脚本家が在籍する脚本部門を設けるなど、プロダクション形態の劇画制作システムを構築。自他ともに認める劇画の第一人者である。76年に第21回小学館漫画賞を受賞した代表作『ゴルゴ13』は、現在も描き下ろしが続く記録的な長期連載作品。主な作品に『鬼平犯科帳』『影狩り』『無用ノ介』『サバイバル』『雲盗り暫平』などがある。2003年11月紫綬褒章受章、2010年４月旭日小綬章受章。

「2021年 『ワイド版 マンガ日本の古典20 太平記　下』 で使われていた紹介文から引用しています。」