泣く侍 1 (SPコミックス)

著者 :
  • リイド社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (204ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845833610

感想・レビュー・書評

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  • 侍として守る者、侍として殺す者、どちらの侍も悪党に踊らされる哀しさ。この絵は物語に合いすぎるほどで、傑作の気配

  • 買ってから気づいたけど「不安の種」の人だ作者。

    無実の罪で追っ手をかけられている侍、物辺総二郎とその姪沙絵。江戸へと向かう二人を物辺に両目を潰された剣士、伊藤が追い。藩命を受けた討手達が待ち受ける。討手の外道な攻撃に無関係な血が流れる度に、物辺は涙を流す悪鬼と化して討手達を斬ってゆく。

    泣きながら戦う侍vs盲目の狂剣士と聞いてシグルイばりの変態侍バトルを期待してたらけっこう正統派な話だった。全体的に戦闘シーンというか動きのあるシーンがあんまり描かれないので時代物としてはちょっと不満かなー。

    中盤から山の民っぽい人が出てきてちょっとテンション上がった。隆慶的に。ていうか甚右衛門だろアレ。

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著者プロフィール

中山昌亮(なかやま・まさあき)★漫画家。1966年生。北海道出身。1988年、アフタヌーン四季賞冬のコンテストに入賞後、90年にコミックモーニングルーキーリーグ1号の『いい人なんだけど……』にてデビュー。同年、アフタヌーンに『ランチタイム(後に『フレックスタイム』に改題)』を連載開始。93年、週刊モーニングにてスタートした『オフィス北極星』(原作/真刈信二)がヒット。その後、月刊チャンピオンREDと週刊少年チャンピオンで連載した『不安の種』シリーズでホラー表現の新境地を切り開いた。他の代表作に『PS羅生門』(原作/矢島正雄)、『泣く侍』、『フラグマン』(原作/相場英雄)、『ブラック・ジャック ~青き未来~』(原作/手塚治虫、脚本/山石日月)など。現在はネメシスにて『後遺症ラジオ』と、ビッグコミックオリジナル増刊にて『書かずの753』(原作/相場英雄)を連載中。

「2015年 『ネメシス #25』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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