- Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845837076
感想・レビュー・書評
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帆船から蒸気船、蒸気船もスクリュー船へ。絶え間ない技術の進化の中で、歴史とは後戻りできない道であることを痛感する。龍馬と桂小五郎が戦った御前試合はボリュームがある描かれ方で大変痛快!こういうのも良い。
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1857〜1858年
清河八郎
ハリス将軍謁見 -
ちょっと歴史的な盛り上がりに欠けている気がしますねー。
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今回でいよいよ『雲竜奔馬』からの転載も終了かな? 竜馬の個人史に絞ってのびのび描いた『雲竜奔馬』はやっぱり『風雲児たち』とは作風が微妙に違う。竜馬パートが『風雲児たち』の中に紛れ込むと、浮いた感は否めなかったので正直ほっとしたところはある。今後『風雲児たち』の手法で竜馬をどう描きどう擦り合わせるのか楽しみだ。
周囲の環境がそうさせることとはいえ、ハリスは苦労性だなあ。ペリーやプチャーチンほか海外組は、日本の風雲児たちが皆生き生きしているのに対してやたらにイライラしてばかりいるように見える。それほど(史実でも)日本という国を相手にするのは苦労のしどおしだったということか。シーボルトなんかはイキイキしてたもんなあ。
巻のラストはこのマンガらしくないほどに正統派な燃えるシチュエーション。忘れかけていた伏兵がまさかの急変を巻き起こす! 巻の最後にふさわしいいいヒキだ。