ピアノを弾くということ。―ピアニストは八百屋さん?

著者 :
  • フィルムアート社
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  • Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845907076

作品紹介・あらすじ

むずかしく考えない。軽く考えない。本当にベーシックな演奏の手引き。

感想・レビュー・書評

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  •  サブタイトルが「ピアニストは八百屋さん?」で、帯には「むずかしく考えない。軽く考えない。本当にベーシックな演奏の手引き」とあります。

     …斉藤美奈子の「文章読本さん江」が、ぴきんと頭のなかで光ったよww
     まさに、音楽的「文章読本」
     毒にもならないが、薬にもならない。

     なんつーかね、この人独自の世界っていうものがないのよ。なんか、適当に流してるレッスンって感じがすごくする。先生、レッスンしてるけど心は別のところにいっちゃってるよ、って。レッスンなら、そこまで練習してこなかった自分が一番悪いんだけど、本という一歩通行的なものにおいて、こーいうのはどうなんだろうね。

     よくピアノ弾きはピアノの曲しか聞かなくて、それはダメ、っていうステレオな意見があるんだけど、やっぱりこれでもそういってます。まさに、文章読本的な切り口。
     いっそね、他の曲聞けよって言われるけど自分はピアノが最高の楽器だと思ってるし、他の楽器の音は萌えないから聞きたくねぇ、でも学習って意味じゃこれはダメなんだよね(苦笑)…ぐらいに書けば面白かったのになぁ。
     うん、表面的なことばかりで、この人の本質が全く見えてこない。
     ゆえに、この人のピアノ聞きたいとは全く思わない。

     演奏家の文章って、諸刃の剣だよな。
     青柳いずみこや舘野泉のような文章なら、演奏も聴きたいってすごく思うのに、これだと…。
     ま、文は体を表すっていうし、音も体を表すものだから、ね。

     やれやれ。

  • ピアニストを目指す人たちに向けたメッセ^ージ。ピアノを教える先生にも読んでもらえたらいいような気がする。
    練習の仕方,間の取り方などテクニックと言うよりは,心のもちようや,音楽との向き合い方などを大局的な観点からメッセージを投げかける。

  • むずかしく考えない。
    軽く考えない。



    花岡先生の本を読んだ。
    やっぱり先生はいい先生だ。
    こんな風に思っててくれる、
    こんなところを見ててくれる、
    そんな先生が身近にいることに安心する。

    弾けないときはこの本を読もう。
    身体の中に溜まったぐるぐるが溶けていく気がする。

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