- Amazon.co.jp ・本 (328ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845910571
作品紹介・あらすじ
歴史を整理し、理論を読み解き、ジャンルの観点から考えることで、「写真」という「行為」をめぐる重要な視点を掴む。いま写真を学びたい人、必携の一冊。各章ごとに、コンパクトに要点をあげた「章のまとめ」付き。「レポート・論文、授業でのディスカッションに役立つ質問集」付き。
感想・レビュー・書評
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写真では、焦点は関連性や重要性を示す。ボケた対象は背景に追いやられ、ピントの合った対象は重要な存在となる。焦点の合った対象を見なさい(focusする)ということである。映画などで焦点を外す場合、登場人物の視点を通して「意識を失う」状態への移行を表す。薬での麻痺、夢想などである。ブレは運動を表す
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写真の読み方をわかるようになるために読むべき
http://filmart.co.jp/books/picture/2010-11-19fri/ -
写真的コード
言語を使うためには、送り手と受け手が同じ「コード」を操作し、理解する方法を知っている必要がある
写真の場合多くのコードがすでにその素材に組み込まれていて、それについて考える必要がないようになっている
異なったレンズ(ワイド・標準・望遠)、視点、焦点
ポートレイト
アウグストザンダー、ウジェーヌ・アジェ
→ウォーカー・エバンズ 社会的ドキュメンタリー 表現的リアリズム
ブレッソン 決定的瞬間 修辞的形式 ←エイゼンシュタイン
ロバート・フランク「アメリカ人」
風景
ピクチャレスク(絵画的、構図的)→
アンセル・アダムズ 純粋な事実
ニュー・トポグラフィー=中立性 ロバート・アダムズ、ルイス・ボルツ、スティーブン・ショアー
アンドレア・グルスキー 悲劇的崇高 -
小難しくてなかなか進まなかったなぁ。難しい...
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良書。「写真」というものを考える時に鍵になってくるコンセプトについて、体系だって記述。
お金があったら絶対買ってた!!!