minimalism 〜30歳からはじめるミニマル・ライフ

  • フィルムアート社
3.31
  • (14)
  • (32)
  • (42)
  • (16)
  • (5)
本棚登録 : 452
感想 : 47
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845913244

作品紹介・あらすじ

大事なものは、そんなにはない。最小限しか持たずに最大限に豊かな暮らしをする「ミニマリズム」という生き方。コントロールを失っていた自分たちの人生の主導権を取り直し、もう一度自分の元に引き戻す。「ミニマリズム」への道のりと、試行錯誤を通して、変化し成長してきた記録。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 「減速して自由に生きる」など、ミニマムライフ的本を他にも読んでいるからだろうか、その走りのような本なのだろうが、少し物足りなく、内容は「そう思うよ」か「外国人の発想かイマイチピンと来ないな」と言う感想。

    【抜粋】
    人生を変えるために次の3つをやった
    1.生活を変える決意をした
    2.変化を「したほうが良いこと」ではなく「しなければならないこと」つまりマスト事項にした
    3.行動した

  • 4月1日。私は新しい職場へ向かう満員電車の中で、この本を開いた。曖昧なビジョンにこのまま人生が終わってしまうのは嫌だという焦燥感が、なかなか結果という形を得られない努力の積み重ねが、心に重圧を与え続けていたここ最近の毎日に一筋の光が舞い降りた気がした。
    こういう風になりたい、こんな風に生きたい
    そんな漠然としたイメージを現実化していくことこそ、人生なのだ。そしてそれを手に入れられないと嘆く自分の甘ったれた心こそがそれを阻む原因なのだ。人生をコントロールできないのは、仕事のせいではない。それを望む自分の意思が弱いからだ。さあ、さっそくやってみようという気持ちにさせてくれる本。自己啓発という安いジャンルに収まらない一種の哲学本。

  • SNSで知ってタイトルに惹かれ読了。タイトルにある30歳に拘らず、ミニマリズムに興味がある人は手に取ると面白いと思う。
    具体的な物の手放し方、減らし方というよりかは、ミニマリズムを実行する際の考え方、姿勢が記されている。
    様々なミニマリズム本と共通する部分はもちろんあるが、いくつかハッとさせられ取り入れたいと感じた考え方を見つけられた。

  • 不安、虚無感、孤独感、恐怖などの感情的がやってきて、死にたいとか思う時は、変わりたいと自分が心の中底から感じているから

    行動や変化をやった方が良いことではなく最優先事項とする

    このままだと生きてても死んでても一緒だなと感じる時は変かを求める末期。心が死んでしまってる

    今までの生き方が間違っていたと認めるのは苦しいけど、その変化の先で良い方向に進める

  • 実用的なミニマリスト生活術は必要最低限にとどめてあって、基本的には考え方の啓蒙や、自身の体験談がとてもフレンドリーかつ強い主張をもって語られます。

    「ミッション」「パッション」「貢献」「マスト」などのキーワードが頻出したり、「誰もがうらやむ成功者だったけど、幸せじゃなかった」「母の遺品を全部デカい倉庫に入れたけど、ミニマリズムに目覚めて処分した」などの同じエピソードがパッケージを変えて何度も出てきますが、それはブログ記事をまとめたものなので、しょうがない部分かなと。著者がミニマリズムに目覚めた大きなきっかけだったり、重要な考えは何度も語られますので、その分印象には残ります。

    ただ、「僕がこう思ったんだから絶対にいいはず!みんなもそうするべきって思うだろう?」といった、無邪気な押し付けを感じるかもしれません。

  • この本は、今までの高収入の仕事を捨ててミニマリストになった、30代の二人の男性によって書かれています。
    自分たちに「ザ・ミニマリスツ」っていう、ロックバンドみたいなチーム名をつけてるところが、なんともユーモラス(^^)
    文体も、きわめて重要なことを書いていながら、ユーモアが入っていて、楽しく読めました。

  • 言葉が過激。外国の本にありがちな。

    パッションで!ミッションして!
    今すぐミニマリズムッ!寄付寄付キフしましょ!!
    みたいな文章。

    の割に内容薄い。

    私は自らミニマリスト故、こんな内容では
    到底ミニマルライフはじめよっかな〜とはならないと思う。

    日本人の侘び寂び、禅の心的なものを感じれる、心清らかな指南書を読む方が、幾分やる気が出るだろう。

    この本で得た事は、酷評はスラスラ文章が出てくる自分の意地の悪さだけである。

  • 40歳を越えてからでも始められるミニマルライフ。全てはこの一冊からでした!

  • 普通この手の本は、モノを持たない生活をこれでもかと言うほど持ち上げて、読者をミニマリストに洗脳していく体になっているものだが、これはミニマリストとしての日常を淡々と綴っているだけで、これを読んでも『ヨシ、明日から要らないモノを片っ端から捨てるゾ』と言う気にはさせてくれない。そう言う内容を期待すると肩透かしにあう。まあこれはこれでアリなのだけれど、単なる日記を出版しようと思うかな、普通。

  • アメリカで30歳くらいの男2人が「ミニマリスツ」と名乗ってブログをやっていて人気があるらしく、その内容をまとめた本。

    高給取りで大きな家に住み、高級車に乗っていた2人だったが、満たされないものを感じて仕事をやめて物を捨て、ミニマリストとして充実した日々を送っています、という内容。

    こういった内容の本が好きなので多く読んできたが、特に真新しい事は書いていなかったし、そんなに面白い文章でもなかった。

    ぼくもテレビ、コンポ、CD1400枚、卒業アルバム、写真(データ化した)、など出来る限りの物を処分して暮らしているけど、とても清々しいし心地よい。 

    気に入った少しの物を大切しながら暮らす日々は、充実感があるし心が満たされると思う。

    ミニマリズムに興味のある人は、読んでみてもいいと思います。

全47件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

ジョシュア・フィールズ・ミルバーンとライアン・ニコデマスの2人組、ザ・ミニマリスツ(The Minimalists)は、もっと少ない所有物でもっと意義深い生活を送ることを探求、実践するユニット。彼らのウェブサイト「TheMinimalists.com」でエッセイを発表し、世界中から200万人を超える読者を集めている。『ウォール・ストリート・ジャーナル』『USAトゥデイ』『フォーブス』『ボストン・グローブ』、CBS、NBC、FOX、NPR、ウェブサイト「Zen Habits」等多数のメディアで紹介され、これまで出版されたシンプルな生活を題材にした著作はどれもベストセラーとなっている。『Everything That Remains: A Memoir』、『The Minimalists: Essential Essays』(邦訳『minimalism──30歳からはじめるミニマル・ライフ』)、小説『As a Decade Fades』等。

「2016年 『あるミニマリストの物語―僕が余分なものを捨て人生を取り戻すまで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジョシュア・フィールズ・ミルバーンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×