コーヒーの人

制作 : numabooks  小島賢治 
  • フィルムアート社
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本棚登録 : 180
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845915866

作品紹介・あらすじ

コーヒーに情熱を注ぐ6人のプロフェッショナルの本質にせまるロング・インタビュー。

感想・レビュー・書評

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  • 珈琲屋の店主達の珈琲に対する情熱と姿勢に感銘を受けた。これからも喫茶店の居心地の良さに感謝しながらお店に通いたい。

  • ふむ

  • コーヒーに携わる端くれとして
    日本のコーヒー業界を引っ張って来られた重鎮や
    少し上の世代の方、同世代の人たちの想いに触れることができる良書だった。

    コーヒー業界に興味がなければ、もしかしたらつまらないかもしれないけれど、日々の仕事につまらなさを感じてる人であれば面白く、あるいは一つの"光"として読めるかもしれません。

    仕事とは何か、
    そして生きるとは何か、
    という根源的な問いかけがこの本の通底としてあったように思います。

    多種多様な生き方ができるというよりは
    多種多様な生き方かできなければ
    生きる残ることができない我が国の中で
    やはり常識やレールとされてきたもの(もはやそれは機能していないにもかかわらず)から、逸れることは大なり小なりの不安が伴います。

    だけれど、それを乗り越えなければ未来が創りづらいことも事実。

    けれど、人生を楽しんでる人は、自分だけの道を歩いている。自分で道を作っている。きっとたぶん不安や心配、恐怖が皆無ではなかっただろうと思う。でも、それを凌駕する"情熱"があったことは間違いない。

    この本に登場する全ての人からそれを感じることができたことが、この本を読んで良かったと思う最大の点です。

    ビジネスをする上で、才能や、器用さ、運も大事だと思う。でもそれ以上に"情熱"があること。それさえあれば、、と暴論的なことを言うつもりはないけれど、間違いなくそれがないと始まらない。とはいえ、それを大事にすることも難しい世の中で、それを大事にする人たちに触れることができることは最大の喜びであり刺激でありました。

  • 2016/12/10 56
    熱くなれる

  • どの人もコーヒー業界で有名な方なだけあって、強いこだわりと理想を持っています。
    コーヒー好きとしては本棚に置いて置きたい本です。

  • デザインも、モノクロの写真も、編集も、もちろん内容も、筋が通っていてよくできた本です。何が言いたいのかわからない本(ともいえない本)を読んだ後なので、なおさら、おいしい一杯のコーヒーを飲んだ時のように幸せです。

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著者プロフィール

■大坊 勝次(ダイボウ カツジ)
1949年岩手県盛岡生まれ。南青山にあった珈琲店「大坊珈琲店」店主。
1975年の開店以来、自家焙煎、ネルドリップというスタイルも内装も変えずに営んできたが、2013年12月にビルの取り壊しにより、惜しまれつつ閉店した。
その後も全国各地で手廻し焙煎やネルドリップのレクチャー、出張珈琲店を行っている。

「2019年 『大坊珈琲店のマニュアル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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