シネマの大義 廣瀬純映画論集

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  • フィルムアート社
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  • Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845916399

作品紹介・あらすじ

「それでもあなたはあなたの豊かな想像力のはけ口としてフィルムを作り続けるのか?」

蓮實重彦以来の「シネマ」概念をめぐり、その「大義」とは何かを問うべくして書かれた、2005~2017年までの廣瀬純による主要映画批評・論考を一挙収録。

「映画批評とは何をなすべきか」をめぐっての現代日本の最も果敢な実践がここにある

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現代日本において最も先鋭的かつ実践的な映画批評を手がける廣瀬純による、現時点までのキャリアを総括した初の映画論集がここに完成。

単行本未収録論考はもちろん、国内未発表テクストほか、講演、討議、座談会まで、廣瀬純による「言葉」をめぐるパフォーマンスをこの一冊に凝縮した。

映画を見ること、映画をつくること、そして映画を思考することとは、いったいどのようにこの世界と関わるのか? 映画に携わるあらゆる人々のために、そして映画それ自体のために紡がれた、映画批評の真の現在形がここにある。

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著者プロフィール

1971年、東京都に生まれる。
早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。
パリ第三大学映画視聴覚研究科博士課程中退。現在、龍谷大学経営学部教授。
専門は、映画論、現代思想。
主な著書に、『美味しい料理の哲学』(河出書房新社)、『シネキャピタル』(洛北出版)、『アントーニオ・ネグリ 革命の哲学』(青土社)、『暴力階級とは何か』(航思社)、¿Cómo imponer un límite absoluto al capitalismo? Filosofía política de Deleuse y Guattari (Tinta Limón, 2021)ほかがある。

「2023年 『新空位時代の政治哲学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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