トラウマ類語辞典

  • フィルムアート社
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本棚登録 : 296
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845917211

作品紹介・あらすじ

シリーズ累計10万部突破!
すべての創作者必携の、
大ヒット類語辞典シリーズ最新作!!

読者の共感を呼ぶ
多面性のある豊かなキャラクターや、
リアリティのある状況設定は、
トラウマを描くことによって生まれる!



私たちは誰もが、大小様々な形で「トラウマ」と呼ばれるものを持っているはずです。不意の事故や予期せぬ災害、幼少期の体験、失恋や社会不安……そんな経験に基づいた心の傷はいつの間にか消え去ってしまうようなものではなく、日常に訪れた些細な出来事によってふとした瞬間に蘇り、そのたびごとに心を締め付け、そしてときにはさらなる傷を生み出すかもしれません。

本書は、物語創作において不可欠とも言える心の傷/トラウマというテーマをめぐり、それらがどのような作用をそのキャラクターにもたらすかについて、その原因となる具体的な事例とともに詳細にまとめた画期的な一冊です。

物語に登場するキャラクターにはもちろん過去があり、その過去に紐付いたトラウマは彼らの行動を動機づけるばかりでなく、具体的な動作・振る舞いにも多大な影響を及ぼします。心の傷/トラウマによって、キャラクターはどのような先入観を抱きがちになり、どのように人格を変化させがちになり、あるいはどのように行動や態度を生み出すのか。トラウマがもたらす物語の起伏には、どのようなケースが想定できるのか、どのようにそれを設定できれば、読者の共感を呼び起こすことができるのか。本書は、物語創作における心理描写の核心ともいえる心の傷/トラウマについて、100を超える事例とともにその状況設定を網羅的に解説します。

Twitter から爆発的に広まった『類語辞典』シリーズは、二次創作者(ライトノベル・同人誌)、小説家、脚本家、漫画家、演出家、俳優、ライターなど、多くの創作者、文字を扱う人たちにとって、今なお重宝され続けています。過去のシリーズ愛用者はもちろん、作品により深みを出したい、妄想をよりリアルなものにしたいなど、様々な用途でお楽しみ頂く際の強力なツールとして、きっと役立つことでしょう。

☆カバーイラスト:小山健(予定)

感想・レビュー・書評

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  • 趣味で執筆をしている人にはおすすめ。

    キャラクターにトラウマを植え付けたい、暗い過去などの設定を持たせたいときに活用できる。自らの体験を書くのが、リアリティとしては最上だが、それにも限度があるし、ファンタジー系などを書く人は自分の想像・体験を超えるものを書かなくてはならない。またトラウマ再発シーンには細かな心理描写も必要である。

    そういうときにこの本を捲って、「~だったら……なのか」と参考にできるのがいい。感情類語辞典と合わせて読むのもいいかもしれない。

  • 創作の参考になる。

  • 「感情」版と少し似ている部分があるが、ここまでニッチに負の言動を書き表せるなんて。この本を読むまでは、自分自身も実はトラウマがいくつか潜んでいることに気が付かなかったし、執着だと思っていたのに違った。大きかれ小さかれ、人は闇を抱えてる生き物なんだわ。

  • この本は、小説で登場する「トラウマ」というテーマにおいて、そのトラウマが登場人物においてどのような影響をもたらすか、またなぜそのようなトラウマを持つに至ったかなど具体例を示しながら100以上の事例を挙げています。小説を書く人だけでなく、日ごろ小説を読んでいる人も、この本を読むと今後の読書が楽しくなると思います。

    工学域 2年

  • ★学生選書ツアー2019選書図書★
    【所在・貸出状況を見る】
    https://sistlb.sist.ac.jp/opac/volume/227404

  • トラウマについては考えた事さえなかった。
    世の中には様々なトラウマが存在するようだ。
    例えば、ネグレクト、借金を背負わされる、殺人現場を目撃する等々。
    どちらかと言えば現実的でない物が多い。
    過激な事例も含まれていて実に興味深かった。
    小説(特にサスペンスやミステリー)を書く人にとっては非常に参考になるツール。
    確かに登場人物が何かしらのトラウマを持っていた方がキャラクターとして深みが出ると納得した。
    更に克服するか否かの選択肢も考えられると気付いた。

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著者プロフィール

アンジェラ・アッカーマンは主にミドルグレード・ヤングアダルトの読者を対象に、若い世代の抱える闇をテーマにした小説を書いている。SCBWI〔児童書籍作家・イラストレーター協会〕会員である。ベッドの下にモンスターがいると信じ、フライドポテトとアイスクリームを一緒に食し、人から受けた恩をどんな形であれほかの人に返すことに尽くしている。夫と2人の子ども、愛犬とゾンビに似た魚に囲まれながら、ロッキー山脈の近く、カナダのアルバータ州カルガリーに暮らす。

「2020年 『感情類語辞典[増補改訂版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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