USムービー・ホットサンド ──2010年代アメリカ映画ガイド
- フィルムアート社 (2020年3月7日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
- / ISBN・EAN: 9784845919079
感想・レビュー・書評
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ほんとにぎっしりつまってるんだけど、すごいおもしろくてむさぼるように読んでしまった。
2010年代のアメリカ映画、だけど、やっぱりメジャーどころよりはインディー系っていうのか、新しいモノ、青春モノに寄ってはいるかな。地図や表、相関図を使ったアメリカンライフ的な軽いノリのものから、がっつり硬い分析とか批評まで、切り口がいろいろあって楽しめた。
個人的には、翻訳だけど、「ジャド・アパトー以後のコメディ」が興味深かった。そうか、新しいコメディと思っていたジャド・アパトーはもう過去なのか……。
U25の俳優なんて、もう知らない人ばっかり。俳優たちについての座談会で、トム・クルーズとかブラット・ピットとかなじみの名前が出てくるとほっとしたり。座談会は、ゆるっとした雰囲気でゴシップネタもあってすごく楽しく読んだ。ひねりのないラブコメってもうなくなっててドラマに移行してしまった、っていうのに、なるほどーと思った。ラブコメ、なくなったよね。寂しい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
土地ごとの映画や2010年でいかにたくさんの映画が作られたのかがわかった
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