大野一雄―稽古の言葉

著者 :
制作 : 大野一雄舞踏研究所 
  • フィルムアート社
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レビュー : 10
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784845997664

感想・レビュー・書評

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  • 大野一雄が稽古場で研修生に語った言葉の数々は臨場感と、感覚を言葉で表現し、相手に伝えることへの難しさも含めた楽しさを感じた。よく登場した気もする「でたらめでもいい」という言葉が印象に残って好きだった。

  • 大野一雄の舞踏に接すると、どうしても「愛」などという抽象語について考えざるを得なくなります。

    「愛ですよ、愛するけれど、わからないように。」

  • 「関節がはずれるくらいやってみたらどうか。そういう踊りをやらないと可能性が無いんですよ。やってみてください。だからNothing!」
    「私の生徒が先日吐いたんですよ。粘液のようなものしか出ない。粘液が出ないと駄目なんですよ」
    引用できるような分かりやすい個所は非常に少なく、はっきり言って自分の理解を完全に超えている言葉の数々。
    難しいことを語られていても、そこへの反発心は湧いてこずに不思議と自然にその難易度を受け入れてしまう。
    大野さんが何度も言う「分かったら駄目なんですよ」の考えからいくと、この自分の理解・理解力もこれで良いのかもしれない。

  • 舞い、踊り、躍る。人は喜怒哀楽を身体で表現せずにはいられない。アルキメデスは入浴中にアルキメデスの原理を発見し、「ユリーカ、ユリーカ!」(わかったぞ、わかったぞ)と裸のまま外へ駆け出した。

    http://sessendo.blogspot.com/2011/07/blog-post_01.html

  • 変幻自在な言葉。意味でわかるようでさっぱりわからない。でも何か伝わる。感性がスピリチュアルな領域にまで踏み込んでいることを伺わせる。

  • 一度この目で生の踊りを拝見したかった。

    心からご冥福をお祈りいたします。

  • 人間の本来の姿をみている感じ。

  • このような場所から言葉を発することのできる人間が今の日本に何人いるだろうか。
    言葉の踊りであり踊りの言葉。
    読むと思わず襟を正してしまう。

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