室温: 夜の音楽

  • 論創社
3.84
  • (11)
  • (5)
  • (16)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (183ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846004651

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2010/01/30読了。

  • ケラリーノ・サンドロヴィッチ脚本。

    ケラさんの作品はどれも好きなのだけど、この「室温」は中でもお気に入り。ただし、実際の上演は見たことない。

    全編、蒸し暑い夜のような、なんともいえない重苦しさが漂う。
    一幕ものの、構造のお手本としてもいいのでは。
    たまの担当する劇中歌も作品に非常にマッチしている。
    ケラさん好きでたま好きなら確実に好みの一本。

    ぜひ、実際に上演されたものを観たかった。

  • 犯罪の被害者、加害者の癒えない傷跡の物語。ある種ミステリー仕立て。サウンドトラックも持ってます。せりふのよさにジュンク堂の店内で泣いてしまった。(きだ)

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
劇作家、演出家、映画監督、音楽家。1963年1月3日生まれ。
1982年ニューウェイヴバンド「有頂天」を結成。またインディーズ・レーベル「ナゴムレコード」を立ち上げ、70を超えるレコード、CDをプロデュースする。並行して1985年に「劇団健康」を旗揚げ、演劇活動を開始、1993年に「ナイロン100℃」を始動。1999年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞、現在は同賞の選考委員を務める。演劇活動では劇団公演に加え「KERA・MAP」、「ケムリ研究室」などのユニットも主宰。2018年秋の紫綬褒章を受章。ほか、各種演劇賞受賞歴多数。音楽活動ではソロ活動の他、2014年に再結成されたバンド「有頂天」、「KERA&Broken Flowers」でボーカルを務める。鈴木慶一氏とのユニット「No Lie-Sense」等、各種ユニットでライブ活動や新譜リリースを精力的に続行中。

「2022年 『世界は笑う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ケラリーノ・サンドロヴィッチの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×