SHIROH (K.NakashimaSelection Vol. 11)

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  • 論創社
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  • Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846004958

感想・レビュー・書評

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  • ゲキ×シネで劇場で観たのを思い出した。
    とにかく圧倒的な迫力を感じたなあ。
    声に出して読んでみたくなる。

  • DVDがない為、原作本で登録。ゲキシネで見ました。
    この尺でやるにはストーリーに工夫が見られず、内容は機軸のないスローガンみたい。何がしたいのかわからなかった。
    あと、なぜこれを島原の乱と結びつける必要があったのか。キリスト教、徳川政権、江戸文化を扱うわけでもなく、ただ天草四郎とか精神の名前を使いたかっただけのように思えた。それで尺足りなくしてるんだから、何かがあったかと思い出すけど演技も歌もひどかったし、目新しい演出もなかった。
    (史実)現実にはないもっと大きな何かが世界観を左右してきたからこそ、シナリオが悪くても楽しめた劇団新感線ゲキシネ。シリアスにやるには扱いにくいものなのかねー。

  • えーっ、こんな本あったんかいな!
    自分はまだ読んでないけど、ミュージカルは見た。

    中川晃教のカリスマ性なしには存在しえないミュージカルだったなぁ。
    ストーリーも、ぞっくぞくするし、曲もやばい。ライトの当て方も観客心理をうまくつかんでる。

    この作品が好きなのは、↑の理由だけじゃなくて、ストーリーが「理想論」で終わってないからかな。
    ミュージカルって、特にブロードウェイのがそうなんだけど、凄く「あり得な」くて、見てても鼻白むことが結構ある。これは現実じゃ起きないし、って。
    だけど、このSHIROHは先人の体験を(まぁゴチャゴチャやってはいるけど)トレースしているわけだから。嫌ってほど見てて身が刻まれる。
    こんな人たちの犠牲でこの国が歴史を作れているんだよね。

    再演してくれないかな。是非見たいのよ。

    --
    後日読みました。
    やっぱり素敵。歌詞の元になったものが台詞になっていたりして、ミュージカル製作の過程が垣間見えてうれしい。

  • 綺麗で切なくて、新感線じゃないと出来ないであろう戯曲。

  • 劇団☆新感線 初ミュージカルの戯曲本。島原の乱、天草四郎を題材にした悲しいお話。

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著者プロフィール

中島かずき(なかしま・かずき)1959年福岡県生まれ。舞台の脚本を中心に活動。85年4月『炎のハイパーステップ』より座付き作家として『劇団☆新幹線」に参加。以来、『髑髏城の七人』『阿修羅城の瞳』『朧の森に棲む鬼』など、”いのうえ歌舞伎”と呼ばれる物語性を重視した脚本を多く生み出す。『アテルイ』で2002年朝日舞台芸術賞秋本松代賞・と第47回岸田国士戯曲賞を受賞。

「2023年 『ジャンヌ・ダルク〈2023年版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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