SHIROH (K.NakashimaSelection Vol. 11)
- 論創社 (2004年12月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846004958
感想・レビュー・書評
-
ゲキ×シネで劇場で観たのを思い出した。
とにかく圧倒的な迫力を感じたなあ。
声に出して読んでみたくなる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
DVDがない為、原作本で登録。ゲキシネで見ました。
この尺でやるにはストーリーに工夫が見られず、内容は機軸のないスローガンみたい。何がしたいのかわからなかった。
あと、なぜこれを島原の乱と結びつける必要があったのか。キリスト教、徳川政権、江戸文化を扱うわけでもなく、ただ天草四郎とか精神の名前を使いたかっただけのように思えた。それで尺足りなくしてるんだから、何かがあったかと思い出すけど演技も歌もひどかったし、目新しい演出もなかった。
(史実)現実にはないもっと大きな何かが世界観を左右してきたからこそ、シナリオが悪くても楽しめた劇団新感線ゲキシネ。シリアスにやるには扱いにくいものなのかねー。 -
えーっ、こんな本あったんかいな!
自分はまだ読んでないけど、ミュージカルは見た。
中川晃教のカリスマ性なしには存在しえないミュージカルだったなぁ。
ストーリーも、ぞっくぞくするし、曲もやばい。ライトの当て方も観客心理をうまくつかんでる。
この作品が好きなのは、↑の理由だけじゃなくて、ストーリーが「理想論」で終わってないからかな。
ミュージカルって、特にブロードウェイのがそうなんだけど、凄く「あり得な」くて、見てても鼻白むことが結構ある。これは現実じゃ起きないし、って。
だけど、このSHIROHは先人の体験を(まぁゴチャゴチャやってはいるけど)トレースしているわけだから。嫌ってほど見てて身が刻まれる。
こんな人たちの犠牲でこの国が歴史を作れているんだよね。
再演してくれないかな。是非見たいのよ。
--
後日読みました。
やっぱり素敵。歌詞の元になったものが台詞になっていたりして、ミュージカル製作の過程が垣間見えてうれしい。 -
綺麗で切なくて、新感線じゃないと出来ないであろう戯曲。
-
劇団☆新感線 初ミュージカルの戯曲本。島原の乱、天草四郎を題材にした悲しいお話。