殺人者の街角 (論創海外ミステリ 20)

  • 論創社
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  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846005290

感想・レビュー・書評

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  • 「霧の中の虎」とキャラクター設定が似ているけど、犯罪者の思考が面白くて、渦中の被害者側の視点と両方に感情移入しながら楽しく読んだ。キャンピオンは完全に脇役。この時点でもう50代になってるんですね。

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著者プロフィール

本名マージェリー・ルイーズ・ヤングマン・カーター。1904年、英国ロンドン生まれ。別名マックスウェル・マーチ。文筆家の家系に育ち、16歳で長編小説を書き上げる早熟の天才ぶりを見せ、1923年に冒険小説"Blackerchief Dick"を発表、27年には犯人当ての長編ミステリ「ホワイトコテージの殺人」を新聞連載している。"The Crime at Black Dudley"(29)に端役で登場したアルバート・キャンピオンは"Look to the Lady" (30)以降の作品でシリーズ探偵となる。映画化された「霧の中の虎」(52)や英国推理作家協会賞ゴールド・ダガー賞の次点長編「殺人者の街角」(58)など、数多くの長短編が書かれた。66年、シリーズ19作目の長編"Cargo of Eagles"を執筆中に死去。同作は夫フィリップ・ヤングマン・カーターによって補筆・完成された。

「2023年 『ファラデー家の殺人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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