報復という名の芸術: 美術修復師ガブリエル・アロン

  • 論創社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846005559

感想・レビュー・書評

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  • 好きな街、好きな国、ページをめくるたびに香りと共に新たに産まれる。早々と切り替わる場面設定や、(予めに脳内設定された)イスラエルvsパレスチナの構図が面白かった。映像化にピッタリと思った。こんな面白い作品が埋もれてたのか?と謎に思ったけど、以前に彼の作品をリタイヤしてたのに気が付いて愕然とした。

  • 美術修復家ほぼ全く関係ないな。
    最初に少し出てきたけど、何か関係する訳でもなく、普通にスパイアクション。残酷描写つき。
    しかも主人公割と良いところ無い気が?
    タイトルで読んだけど、個人的にハズレ。

  • 美術修復師でありながら、オフィス(モサド?)の暗殺者でもある主人公と、PLOから離脱した強硬派のテロリストとの因縁の戦いを描く・・・。と言えば面白そうなんだけど、どうでも良い話や繰り返されるしつこいエピソードが話のテンポをそいでしまっている。
    しかも皮肉なことにモサドvsPLOという図式も、ISのテロが続発する現在においては迫力に欠ける。今更”ブラックセッテンバー”の話が出てきてもなぁ。
    そもそも美術修復師という設定もあまり物語の深みに繋がっていない。
    ただ舞台が変わり、スパイ同士のシビアな諜報戦として割り切って描けば映像化には向いているかもしれない。

  • イスラエル アラブ

  • 『イングリッシュ・アサシン』のシリーズの第1作。気になった点が2つ――素人が諜報活動に参加する(まきこまれる)違和感をどう払拭するのか。敵の怖さの創出、人間臭く書くと敵としての存在感を失う。

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著者プロフィール

Daniel Silva

「2006年 『告解 美術修復師ガブリエル・アロン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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