フォーチュン氏を呼べ―ホームズのライヴァルたち (論創海外ミステリ)

制作 : H.C. Bailey  文月 なな 
  • 論創社
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本棚登録 : 12
レビュー : 3
  • Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846006648

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  • 父の代わりに赴いた往診先で事件に巻き込まれるフォーチュン氏最初の事件「大公殿下の紅茶」、その後に妻となる女性が事件の解明に重要な役割を果たす「几帳面な殺人」等、黄金時代の名探偵レジー・フォーチュン氏の若かりし姿と名推理を堪能出来る記念すべき短編集です。
    全編初邦訳です。

  • 『大公殿下の紅茶』
    父親が旅行中病院を任されたレジナルド・フォーチュン。モーリス大公家から急患の依頼。車で向かう途中に発見した大公にそっくりな浮浪者の遺体。父王の反対を押し切って夫人と暮らす大公。夫人との不和。帰国の噂。大公にあいに来たレオポルド公。大公に紅茶に混ぜられたストリキニーネ。

    『付き人は眠っていた』
    奇妙な夢を見るという相談を持ち込んだ女優バーディー・ボルトン。その彼女の死。彼女の死体のそばで眠りこけていた付き人ミス・ウェストン。逮捕され裁判にかけられたミス・ウェストン。ボルトンのコーヒーに混ぜられたモルヒネ。宝石強盗の謎。

    『気立てのいい娘』
    殺害された富豪アルバート・ランド。ラント夫人からの調査依頼。ドーントシー看護婦からの相談。殺人犯として逮捕された婚約者ヴァーノン・クナンフフォードの容疑を晴らして欲しい。アルバートと弟のヴィクターに騙され銅山の採掘権を奪われたヴァーノン。殴られ右腕の指をねん挫し射殺されたアルバートの謎。事件直前に額に傷を負ったヴィクターの秘密。

    『ある賭け』
    殺害された富豪チャールコートの死。友人である息子のジェフリーから容疑を晴らして欲しいとの依頼。長年対立していた親子の和解。書き換えられた遺言状。息子不在の間チャールコートの面倒を見ていた甥ハーバード。ハーバードの遺体発見。ハーバードにお金を貸していたニュートン医師。

    『ホッテントット・ヴィーナス』
    ローマス部長の妹エヴァリンが校長を務める女学校での侵入事件。部屋を荒される生徒。最近学校に入学したアリス・ワーレン。美しい生徒ヒルダ・クロウランド。学校の図書館に落ちていたホッテントット・ヴィーナス。学校近くに滞在するラグーザ王子。王子の甥スポウレイトウ。

    『几帳面な殺人』
    金融事件の発生。情報を知るのは大臣であるキンボールと秘書のサンドフォード。サンドフォードの口座に振り込まれた謎の金。モントマエレシーハウスの庭で見つかった顔をつぶされた男の死体。金融やランドの死体と思われる遺体。ランドとサンドフォードの関係。サンドフォードによって放り投げられ死んだキンボール。

     2011年3月31日読了

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