戯曲アルセーヌ・ルパン (論創海外ミステリ 58 シナリオ・コレクション)

著者 : モーリスルブラン フランシス・ドクロワッセ MauriceLeblanc Francis deCroisset 小高美保

• 論創社 (2006年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[ぽんさんの感想 · 2019年6月19日]

後に小説化された『ルパンの冒険（公妃の宝冠』の元になった「戯曲アルセーヌ・ルパン」と他２つの戯曲を収録。解説も読みごたえあり。

[どろんこさんの感想 · 2013年6月9日]

表題作は「消えた宝冠」の戯曲で、他に短編戯曲２作。巻末にたっぷり解説があり。

[kiyosiさんの感想 · 2013年1月22日]

『戯曲アルセーヌ・ルパン』
グルネイ・マルタン氏の娘ジューメーヌの婚約者ジャック・ド・シャルムラース。３年間の行方不明後の帰還。３年前のルパンによるマルタン邸の盗難。難を逃れた王冠に再び予告状が・・・。マルタン邸を訪れたシャレロ親子。マルタン邸で起きる細かい盗難事件。パリの邸宅で盗まれた美術品。消えた女中ヴィクトワール。ジューメーヌの女中ソニアの過去。

『アルセーヌ・ルパンの帰還』
大使館書記のジョルジュの屋敷に集まった友人達。ジョルジュの友人達が話題にする王冠。ジョルジュを昔助けた人物ダンドレイジの登場。ジョルジュに内緒で屋敷を訪れた婚約者のジュルメーヌ。

『アルセーヌ・ルパンの冒険』
彫刻家ダンブルバンの家に侵入したアルセーヌ・ルパンと部下のヤコブ。警察との駆け引き。