漆黒の霊魂 (ダーク・ファンタジー・コレクション)

制作 : オーガスト ダーレス  August Derleth  三浦 玲子 
  • 論創社 (2007年3月1日発売)
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  • レビュー :4
  • Amazon.co.jp ・本 (357ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846007645

漆黒の霊魂 (ダーク・ファンタジー・コレクション)の感想・レビュー・書評

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  • 10巻のアンソロジーとは知らず5巻のこを読む。多くはラヴクラフトの影響を受けた作家たちの短編集。
    じめっと、くらくて生臭い怪奇小説がたっぷりでした。
    このシリーズは他のも読もうと思います。

  • ダーレス編纂、アマチュア作家まで網羅してある。モダンホラー要素の話が多く全般に楽しめた。カール・ジャコビ「カーバーハウスの怪」デビッド・H・ケラー「思い出」ラブクラフト+ダーレス「魔女の谷」フランク・メイス「理想のタイプ」などが面白かった。

  • クトゥルー神話を体系付けたことで有名なオーガスト・ダーレスが主宰したホラー同人誌の出版社「アーカム・ハウス」に寄稿した作家を中心にまとめられたホラー・アンソロジー。流石に現代では凡庸な作品もあり、面白かったものをピックアップする。

    ・影へのキス / ロバート・ブロック
    「事故死した婚約者の影にキスをされる」と訴える男と婚約者の兄。推理ミステリ要素も持つ佳作。

    ・ハイストリートの教会
    これはオーソドックスなクトゥルーもの。異教徒の教会で祀られていた怪物とは。教会地下の不気味さが秀逸。

    ・ハーグレイヴの前小口
    前小口とは本の「腹」で、パラパラめくる部分。そこに描かれる絵にまつわるサスペンス。とにかく、本のためなら人をも殺す本好きの主人公のキレ易さが見事でもあり、ほんのちょっぴり共感できたりもしたり。本を破ってこぼしたジュースを拭くとか、万死に値するよな。

    ・灰色の神が通る
    北欧神話時代の、伝説的な戦記中編。オーディン格好いいなー。戦士とバイキングの戦闘描写もすげえ格好いい。

    ・思い出
    妻を失った医師と、その友人との静謐な会話を描いた掌編。医師の「ルーチンどおりに問題なく暮らしつつも完全に正気を失っている描写」に背筋が寒くなる。

    ・緑の花瓶
    その家にある緑の花瓶。少しでも動かすと、開かずの屋根裏部屋から恐ろしい物音が…。亡霊と見せかけて気性の荒いクリーチャー、という味付けが面白かった。

  • ダーレス編纂のホラー・アンソロジー。全17作。「ミス・エスパーソン」(スティーヴン・グレンドン)、「灰色の神が通る」(ロバート・E・ハワード)、「窯」(ジョン・メトカーフ)、「動物たち」(H・ラッセル・ウェイクフィールド)、「カー・シー」(ジョージ・ウェッツェル)が印象深かった。――Dark Mind, Dark Heart edited by August Derleth

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