出版状況クロニクル

著者 :
  • 論創社
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本棚登録 : 55
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846008611

感想・レビュー・書評

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  • 一概に何が悪いと決めつける危険はあるにせよ、CD同様、書籍も大きく衰退の時代に入っているもちろんTUTAYA、ブックオフとて安泰ではない。この状況を出版業界を長く眺めてきた著者からの視点に記録という意味では一読の価値あり。でも、怖い!

  • 2011 4/26パワー・ブラウジング。筑波大学図書館情報学図書館で借りた。
    非常勤先の先生がすすめられていた本。
    ここ数年の出版がらみの動向を再確認しておくのによいか、と思い手に取った。
    もとはWebにアップされていたもののまとめ。

    冒頭でこのクロニクルは「出版敗戦の記録であると同時に、出版危機を否応なく浮かび上がらせる言及、つまり痛みを伴う出版クリティックとして書かれている」(p.iii)とあり、とてもインパクトがあるのだが、中身もそのとおりである。
    「クロニクル」とある通り、1-2章は2007.8-2009.3の出版、取次、書店に関係する出来事を時系列順にひたすら並べ、著者のコメントをつけ加えていく形。第3章は対談形式をとっている。
    そしてそのクロニクル部分は赤字、休刊、廃刊、破産、倒産、廃業、再編のラッシュ!
    まさに敗戦記録。
    敗戦・退却戦で絶望的な状況にありながら理知的に対応する展開にフェティッシュを覚える身としてはたまらない・・・のだが、問題は、これがフィクションでもなんでもないことと、現在起こっていること、そして自分が深く関係する出版という業界での出来事であることである。

    続刊もあるしWeb連載も続いているので引き続き読む。

  • 1299夜

  • 分類=出版業界。09年5月。論創社ホームページに連載中の記事を元にしている。

  • 【メモ】
    期待して読んだのだが…微妙かも。

    もちろん、「出版状況」については非常によく分かる内容だったのですが、結局はブックオフとTUTAYAのせい!!(のように)論じているのがあんまりついていけなかったです。

    ちなみに素晴らしい評論がこのブログにあるので掲載してしまいます。
    http://d.hatena.ne.jp/chakichaki/20090507

    あと、
    「やや飽きっぽい女性」だとか、図書館に対するコメントとかの書き方について、微妙にそれらに関わっている人間なので、「やや」読んでいて不快感を示してしまった。
    無料貸本屋論争はもういい加減にしてほしい。

  • 府立にもあり

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著者プロフィール

1951年生まれ。文芸評論家戦後社会や郊外、出版文化・流通に関する研究を続ける著書に『船戸与一と叛史のクロニクル』『<郊外>の誕生と死』(青弓社)、『出版社と書店はいかにして消えていくか』(ぱる出版)など

「2000年 『「郊外」と現代社会』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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