盛岡さわや書店奮戦記―出版人に聞く〈2〉 (出版人に聞く 2)

著者 :
  • 論創社
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本棚登録 : 88
レビュー : 13
  • Amazon.co.jp ・本 (171ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846008857

感想・レビュー・書評

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  • 90年代に地元のさわや書店を大きく変化させた“カリスマ書店員”伊藤元店長のインタビュー集。東山町と一関市で過ごした青春時代では地方の書店事情、東京の山下書店でどんどんしかけた時代の話では、書店の仕事の実態が語られ、仕事上本に触れてきても全く想像に及ぶところではなかったので、非常に興味深く読んだ。そして、終盤で語られた盛岡の商業圏の現状は、もろに書店の盛衰に当てはまることだったので、大いに驚いた。しかもこれは地元だけじゃなく、全国的なこと…。やっぱり、地元のいい書店は愛していかないといけないなあ。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「地元のいい書店は愛していかないと」
      私も大型書店で済ませず、身近な街の書店を使おうと思いましたね。。。
      「地元のいい書店は愛していかないと」
      私も大型書店で済ませず、身近な街の書店を使おうと思いましたね。。。
      2013/06/04
  • とても面白かった。伊藤氏はすでに現役を退かれているようだが、さわや書店には行きたい。そして、あとがきで触れている南相馬市立中央図書館も気になるが、計画的避難区域内で、休館中だった。一日も早く、再開できるように祈る。

  • twitter上の書店員さんがとてもおすすめしていた本

    大学生のとき、某大型書店でインターンをして
    「書店で働くことは、想像していた働き方・お客さんとの
    関わり方と違うかった。」と思い、書店員への道は選択肢から削除

    でも、この本読んでみたら なんか違うかも。
    感想とかちらちら見てたらワクワク感がむくむくと…

    だから、読んでみたいです。

    今年で社会人も3年目、夏までに読もうかな。

  • 伝説の書店員と呼ばれた盛岡さわや書店・伊藤清彦氏のインタビューの書き下ろし。書店が意思をもって本を選び、並べ、販売する。売るかどうかを書店が決めた。そのためには徹底的に本を読んだ礎があるのだろう。郊外型、複合型の店舗が中心になった今、そんな意思をもった書店がなくなったと著者は憂う。電子書籍を含めてオンラインが進んだ今こそデシタルにリコメンドするのではなく、意思やコンセプトを持って本を薦め売ることができたら面白そうだ。

  • 地方の小売店で、足を運ぶお客さんにどう応えるか勉強し試行錯誤して売り上げをあげ、さらに本の魅力を伝える活動もした方のお話しだからこその説得力がある。
    セレクトショップや二次販売でない新刊書店で闘ってきたということが、読んでいて力を頂ける。

    この20数年間で村社会がなくなり、郊外消費社会になり、街なかの競合型商店の力もなくなった。
    それと並行する様に本の持つ文化発進の力も衰退した記述もあり、心踊る内容ばかりではないが、だからと言って書店員の考える力がなくなったわけではない、と思わせられる。

    現在の流通や出版物の質の問題を超えて、フランチャイズ店でない、小売店にしかできないこともまだある、だろうか?
    本の未来を考えて『後に続く者を信じて走れ』(井上ひさし氏著作より)を信条とするなら、自分がまず走るしか、ないのだ。

  • 小さな書店を自らの手で創り上げていった「伊藤清彦さん」と出版状況クロニクルで出版業界への鋭い意見を絶えず提示している「小田光雄さん」の対談本。
    読むだけでわくわくが止まらなくなる。
    欲しい本を買うだけならネットで十分な現在における書店のあるべき姿を考えさせてくれる良書。

  •  参考にはなるけど、90年代の話なので、そういった時代もあったんですねぇ… くらいの感じ。過去をまとめた記事なので、これからの展望はない。あとは読者が考えてくださいといったまとめかた。まあ、これはシリーズものなので、通して読めば何か展開はあるのかもしれない。

  • 「うんうん」「なるほど」と共感しきり。
    偉大な書店人の言葉はストレートに入ってくる。
    今回も勉強になりました。
    少しでも近づけるように頑張ろう。

  • 本来やるべき事をコツコツとなさっているのはどの業界でも大切な事。それを長年やり続けてきたパワーにはびっくりしつつ見習いたいと思いました!あとがきに書かれていた南相馬市立中央図書館がとても気になりました。

  • 新刊が入ってこないとか、いらん本ばっかり入って来るとか、本店指示のフェアしか出来ないとか、文句ばかり言ってる自分に渇!出来ることはまだまだあるのにやらずに言い訳ばかりしている自分が恥!がんばるよ、アタシももっとがんばるよ。

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