続 人情馬鹿物語

著者 :
  • 論創社
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本棚登録 : 13
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846008963

感想・レビュー・書評

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  • 話の出来は素晴らしいが、質は前作より少し落ちるような印象。

  • いい本だ…。読みやすく、パキッとして無駄を削ったような台詞、文句なく面白い。若い人の読む機会が増えればいいなと思った。
    今回も魅力的な女性たち。「月あかるければ」の愛子は歳を重ねて肥えてもどこか神々しい美しさで、「風流あしべ踊り」の光菊は自身を商品とする若い酷薄がそれでも可愛いと思う。男性陣も、今時で言う"ヘタレ"な部分もあるのだけど、それだけじゃないんだよね。
    円玉師匠の登場が少なかったのが淋しかった。
    戦後世代の私に人情を解することができたか不明だけど、この本はずっと残ってほしいと思う。

  • 前回に引き続き気になる箇所、台詞、多し。友だちから借りたので、ページを折れない。(今回も一話ずつ感想を細かくメモすべきだった後悔) 実在の人物も登場するので、事実?架空?か迷う所。フィクションでいいのだと思うが、大概真実の物語があるように思える(自分の稀薄で、あっても無いような日々からすれば)。
    正・続と読んで、ちょっとは”人情”というものが分かったかい、わたしちゃん?
    落語では人情噺が出来て一人前ってのがひとつ。そんなこんなで、”人情”という言葉をよく目にするが、ちゃんと考えたこともなかった。「自分の損得を抜きにして、こいつをほっとけねぇよっ!」って心・行動が人情なのかしら、と思った。

    忘備録:吉原百人斬りって、歌舞伎の「籠釣瓶」のことらしい。東劇のシネマ歌舞伎でかかるので、見に行くこと。あばたと花魁。

    第一話「月あかるければ」
    第二話「かたみ浴衣」
    第三話「銀座善人」
    第四話「風流あしべ踊り」
    第五話「殺すという事」
    第六話「花の吉原百人斬り」
    第七話「浮草物語」
    第八話「写楽と愛人」
    第九話「朋子の一生」
    第十話「ヴェニスのたけくらべ」
    第十一話「人情非人情」

  • 正・続ともに買いました。

    いつでも家に「人情馬鹿」がある、という安心感。

  • 今回も愛すべき人情馬鹿が沢山出て参りました。
    人情馬鹿って、何となく男の人のが多い気がする。

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