ストラング先生の謎解き講義 (論創海外ミステリ)

制作 : 森 英俊  William Brittain 
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本棚登録 : 28
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (361ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846010546

感想・レビュー・書評

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  • 高校教師のストラング先生が謎を解く短編集。
    生徒にかかった疑いを晴らすというパターンが多いが、たまに自分が容疑者として逮捕されたりもする。
    サム・ホーソーンシリーズのような不可能犯罪でそのトリックは実際どうなの、と突っ込みたくなる話もあるが、全体的にほのぼのとして古き良き時代の雰囲気に浸って楽しく読めた。

  • 高校で一般科学(物理・生物も含む)を教える老教師の素人探偵振りを描いた短篇集。14篇収録。

    こういうのは楽しいなぁ。オーソドックスな味わいで。
    1960年代後半から80年代までEQMMに連載された人気シリーズだそう。

  • 面白かったけど、謎解きメインなので途中で飽きてしまったかも。個人的好みが人情味のある短編集なので、ちょっともの足りないかも。でも、謎解きとしてはふんふんって思いながら読んだ

  • 『ストラング先生の初講義』
    自動車を修理に出したストラング先生。先生の教え子ジュリアス・マレスコにかかった強盗容疑。犯行に使用された先生の車。修理工場の主人ランディーンの証言。気を失っていた被害者の店主。

    『ストラング先生の博物館見学』
    学生たちを連れての博物館見学。哺乳動物展示室から勝手にインディアン展示室に行ってしまったブラッドリー・グイアー。インディアン展示室から消えたお面。犯人として捕えられたブラッドリー。彼の容疑を晴らすために捜査に当たる先生。

    『ストラング先生、グラスを盗む』
    2人の生徒の留学費用の援助を申し出たストラング先生。ブッチャー百貨店の社長ウェイド・ブッチャー。ストラング先生の元教え子のブッチャー。過去の事件の恨みを晴らすために出した条件。最新の防犯設備のある百貨店から大きなグラスを盗み出すことに挑戦するストラング先生。

    『ストラング先生と消えた凶器』
    夜中の学校で生徒に襲撃され重傷を負った新任教師クロフトン。意識不明の重体となったクロフトン。生徒の権利を守るという弁護士バンクヘッドの登場。クロフトンを襲った凶器の謎。

    『ストラング先生の熊退治』
    ストラング先生の友人レティシア・ボールトの孫ボビーの死。自分が孫を殺したのではないかと不安を募らせるレティシア。心臓が弱いが怪談が好きなボビー。レティシアがしたインディアンの熊の怪談。死の直前言い残した「熊が追いかけてくる」という言葉。暗闇に現れた熊の謎。

    『ストラング先生、盗聴器を発見す』
    労働学習計画の一端でビリック・モーターズで働いていたヴィンスにかかった産業スパイ疑惑。2人だけの部屋でのビリックとキャリッシュの会話漏れた。部屋に入ったのはコーヒーを持ってきたヴェインスのみ。かからなかった電話の秘密。

    『ストラング先生の逮捕』
    図書館で車にひかれ重傷を負ったクリフ。被害者クリフが意識を失う直前に残した言葉「ティーチ」が証拠となって逮捕されるストラング博士。「ティーチ」の意味。研究者たちの研究内容に隠された秘密。

    『ストラング先生、証拠のかけらを拾う』
    窃盗容疑で逮捕されたストラング先生の生徒クリフォード。あるいていたラ突然ガラスが割れたというクリフォードの証言。犯人がガラスに投げつけた物の正体とストラング先生が拾ったガラスのかけらの秘密。

    『安楽椅子探偵ストラング先生』
    友人である刑事ポール・ロバーツと都会の警部ホルベックとの会食。食事中にホルベックに叩きつけた挑戦状。元妻の元を訪ねたジェームズ・フィリモア・アーンショー氏が消えた。直前まで繰り広げられた夫婦喧嘩。アパートの住人が目撃した小男のフィリモア氏。自分の舞台の練習をしていたという夫人の証言。消えたフィリモア氏の秘密。

    『ストラング先生と爆弾魔』
    オルダーショット高校送り付けられた爆破予告。非難する生徒たち。見つからない爆弾。過去2件の爆破事件と予告状。時を刻む時計の言葉に隠された秘密。

    『ストラング博士、ハンバーガーを買う』
    謎の人物に授業を行うように依頼されたストラング先生。ミルクに入れられた青酸。毒殺されかかったヤナック。ヤナックの祖父が警察と協力して解決した事件。報復の恐れ。執事オールストンの行動。

    『ストラング先生、密室を開ける』
    アーサーとラルフ、2人の生徒にかかった論文の盗作容疑。どちらが先に論文を書いたのか?証拠として消印の入った封筒を提出したラルフ。更に下書きをしたノートをアーサーの部屋に忘れて来たという。ストラング博士が下宿の主人マッケイ夫人の行動から見つけ出した封筒という密室のもう1つの入り口。

    『ストラング先生と消えた船』
    雪に閉じ込められた村で冬期休業中の博物館を見学していたストラング先生。村長のブロアが自慢するアーメルガラス。場所の分からないアーメル硝子工場の場所。アーメル硝子瓶の中かから消えた船の模型。何でも村の為と言ってただで手に入れて来たブロア村長。博物館建築の為移住させられた学芸員ルース。

    『ストラング先生と盗まれたメモ』
    25年前『盗まれた手紙』についての議論を交わした生徒アイシンガーからの依頼。職場で会社の秘密の書かれたメモが持ち去られた犯人であるホルツの家の捜査。見つからないメモ。ホルツの部屋を捜索するストラング先生。先生の持ち込んだ椅子の謎。電気のついた部屋を見た途端自白したホルツ。

     2011年4月18日読了

  • 身の回りに起こる起こる事件をストラング先生が「謎解き」。短編なので、謎解きに終始するかと思えば、一つ一つが物語として面白く読めた。ただし、同じスタイルのストーリーがこれだけ詰まってると一気読みだと飽和してしまった。

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著者プロフィール

William Brittain

「2010年 『ストラング先生の謎解き講義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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