四十面相クリークの事件簿 (論創海外ミステリ)

制作 : Thomas W. Hanshew  鬼頭 玲子 
  • 論創社 (2011年5月発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (427ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846010676

四十面相クリークの事件簿 (論創海外ミステリ)の感想・レビュー・書評

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  • 乱歩が怪人二十面相のモデルにしたというクリークの探偵譚。
    クリークは顔を自由に変えることができる怪盗だったが、冒頭のエピソードで改心し、探偵として活躍することになる。
    長編だが短編がつながった形になっており、思ったより軽快に読みやすく、謎もトリッキーなものが多くて大変楽しめた。乱歩の少年探偵団で見たようなネタも多い(こっちの方が先だけど)が、作品の雰囲気としては怪盗ルパンに近いかも。

  • サー・ホレスの娘の結婚式前夜、サー・ホレスの所有する宝石を盗み出すと予告した「自称ハミルトン・クリーク」。盗難の夜であったサー・ホレスの姪のエイサルとの出会い。改心し探偵として日の当たる道を歩み始める。

    サー・ホレスの再婚で屋敷を出たエイサル。彼女を付け回したダロップスの改心。

    富豪であるボードリー氏の息子からの依頼。ボードリー氏がジャワ島で出会い再婚したミセス・ボードリー。元恋人であるトレヴァース大尉と共謀しボードリー氏を毒殺しようとしているという。ボードリー氏が客に見せる9本指の人間の骨の標本の秘密。

    フランスの内務大臣が「火色の大蜘蛛」という怪物に脅かされている。子供の家庭教師として働くエイサルからの依頼。元コンビを組んでいたマルゴの暗躍。ドイツとのスパイ合戦。

    ダービーに出走予定の本命馬ブラック・ライオット号に危害を加えようとする謎の人物。次々に殺害される寝ずの番をする調教師たち。馬主であるサー・ヘンリーの依頼で捜査に当たるナーコム警視とクリーク。自ら番に立とうとするサーヘンリー。

    サーカスのライオンに起きた異変。調教師であるシュヴァリエの息子がネロの口の中に頭を突っ込む芸をした途端に微笑み頭を噛みつぶした。他の息子たちも同様に殺害される。ライオンの微笑みの秘密。シュヴァリエの出生の秘密。

    エイサルからの依頼。セイロンの暴動の際に暴徒に誘拐されたセドリック。腕に何かを埋め込まれ仏教徒たちから守護されていたが・・。急に命をねらわれ始めたセドリックの秘密。盗まれた仏舎利。

    ベルトを締めて部屋に入ったカーボーイズ。しかし翌日部屋から姿が消えていた。婚約者との結婚で同居していたヴァン・ナントが被る被害。ヴァン・ナントが作り始めた彫刻に隠された秘密。

    サー・ヘンリーの紹介で相談にやってきたシーフォース少佐。彼の息子が彼と同じ女性を愛し始めたという。ジリカと名乗るイスラムの女性。カリフの娘として遺産を相続する。彼女の夫であるウィルチェスターの失踪。発見された遺体を確認した息子、ジリカ、ジリカの友人アニタ。クリークが膝に投げたコインの秘密。

    エイサルの友人であるモーフォード大尉の婚約者カムストック嬢。彼女の近親者が次々に死んでいく。母親であるミセス・カムストック、長男、長女。ニュージーランドから来たフィンチ医師の注射に隠された秘密。

    クリークの過去。ある王国の後継者に隠された謎。

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