ルネサンス文明

制作 : Jean Delumeau  桐村 泰次 
  • 論創社 (2012年2月発売)
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  • レビュー :2
  • Amazon.co.jp ・本 (630ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846011192

ルネサンス文明の感想・レビュー・書評

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  • 原著はレイモンド・ブロック監, Grandes Civilisationsシリーズ(1967)より。ルネサンス期の社会経済を総覧するにはちょうどよい。長い本だが、本文自体は平易。

    序論 西欧の地位向上
    1 <ルネサンス>の呼称
    2 西欧のダイナミズム
    3 最良と最悪の両面性
    4 <ルネサンス>の再解釈

    第一部 時代の趨勢
    第一章 キリスト教世界の分裂
    1 1320年頃のヨーロッパの政治パノラマ
    2 1620年頃のヨーロッパの政治パノラマ
    3 <ひとつのキリスト教世界>という理想の消滅
    4 国民意識の誕生
    第二章 アジア・アメリカとヨーロッパ情勢
    1 未知の世界の魅惑と恐怖
    2 地理的大発見を引き起こしたもの
    3 地理的発見の進展
    4 イベリア半島の人々のアメリカ入植
    5 貴金属の産出と経済動向
    6 14・15世紀のヨーロッパの人口
    7 破局説への批判
    8 1450年以後の飛躍
    第三章 ルネサンスと古代
    1 中世への不当な蔑視
    2 中世と古代
    3 ゴシック芸術の13世紀以後の刷新
    4 顔立ちと風景
    5 古代文献への知識
    6 ルネサンスと考古学
    7 古代芸術の影響
    8 装飾主義から建築の純粋主義へ
    9 古代に対する不遜
    10古代人を凌駕する文明
    11ルネサンスが芸術的次元で達成したもの
    第四章 教会改革としてのルネサンス
    1 教会分裂と公会議
    2 ローマ教会の悪弊
    3 宗教改革と反宗教改革
    4 寛容の挫折
    5 <行き過ぎ abus>では説明不能
    6 民衆的信仰の興隆
    7 教会における俗人の重要性
    8 宗教的個人主義
    9 罪の感覚

    第二部 生活の物質的側面
    第五章 技術の進歩
    1 進歩する技術
    2 ルネサンス記の技術者たち
    3 技術者としてのレオナルド
    4 ルネサンスが実現したもの
    5 陸上輸送
    6 海上交通
    7 織物産業の進歩
    8 時計
    9 鉱山と冶金産業
    10大砲
    11携帯可能な武器
    12稜堡型要塞
    13印刷技術の誕生と飛躍
    14版画(gravure)
    15ガラス工芸
    16芸術と技術
    第六章 商業と金融の技術
    1 同業組合の保守性
    2 海上保険
    3 複式簿記と銀行
    4 為替手形
    5 両替と投機
    第七章 最初の資本主義
    1 <コメンダ la kommenda>
    2 系列会社から成る紹介の仕組
    3 メディチ商会
    4 16世紀の事業家ー――フッガー家
    5 16世紀の事業家たち――ジェノヴァの金融業者たち
    6 王室の借金と公債
    7 東インド会社の<冒険商人>たち
    8 資本主義的構造
    9 <量>の推進
    10西への移動
    第八章 都市と田園
    1 農村史は静止した歴史か?
    2 ここでは放棄、よそでは進展
    3 アメリカとヨーロッパの間の動植物の交流
    4 西欧における生産高の推移
    5 都市人口の増大
    6 都市化のキーワード<便宜性 copmmonditas>
    7 <享楽性 volptas>を追求した都市計画
    8 16世紀の都市景観
    9 城と庭園
    10首都の地位向上
    第九章 社会的流動性――貧富の問題
    1 水平的流動性
    2 垂直方向の移動
    3 貧富の差の拡大
    4 金持ちの世界と貧しい人々の世界
    5 衣服における貧富の違い
    6 食卓に見える貧富の差

    第三部 新しい人間
    第十章 ルネサンスの夢
    1 瀕死の神話――<十字軍>と<帝国>
    2 理想郷の幻影
    3 メシアへの期待の衰退
    4 金持ちたちの夢――牧歌的神話風景
    5 貧しい人々の夢――<コカーニョの国>
    6 ルネサンスの悪夢
    7 レオナルド、ラブレー、そして『ファウスト博士』
    8 トマス・モアの『ユートピア』
    9 テレーム Theleme からベンセレム Bensalemへ
    10現在を拒絶し未来を予知する<ユートピア>
    第十一章 個人と自由
    1 大人物たちを生んだ環境
    2 規格外れの人物たち
    3 <評判>の女神――ファーマ
    4 ルネサンスのロマンティシズム
    5 形而上学的ペシミズム
    6 占星術と個人の運命――魔術師
    7 <自由>の難産
    第十二章 子供と教育
    1 図像に見る子供の地位
    2 子供の関心への増大
    3 教育における中世とルネサンスの断層
    4 ユマニスムの流れを受け入れた学芸学部
    5 大学の衰退
    6 学校生活の新しいリズム

    第十三章 教育・女性・ユマニスム
    1 中世的秩序に対する反動
    2 上流階級における教育
    3 人間形成<education>への関心
    4 女性の地位向上
    5 愛と美――ネオ・プラトニズムの影響
    6 結婚の復権
    第十四章 ルネサンスと異教信仰
    1 エロチシズム
    2 パドヴァ派の人々
    3 <霊感>の世紀
    4 宗教的・道徳的混交主義
    5 聖なる裸体
    6 批判精神とキリスト教的精神
    第十五章 魔術から科学へ
    1 魔女たち
    2 ルネサンスの両面性
    3 過去が持つ重み
    4 ユマニスムと科学
    5 地理学から科学まで
    6 自然学(物理学)への発展
    7 代数学の進展
    8 天文学の革命
    9 新しい精神構造の構成要素

    結び ルネサンス、3つのメッセージ

  • 【新刊情報】ルネサンス文明 230.5/ド http://tinyurl.com/7pljjsb ルネサンスとは何だったのか。地理的発見、商業・金融の発展、技術の進歩など、ルネサンスの芸術・学問・文化の開花を可能にした社会的・経済的仕組み、技術など当時の文明の諸相に迫る #安城

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