探偵サミュエル・ジョンソン博士 (論創海外ミステリ)

制作 : Lillian de la Torre  中川 みほ子 
  • 論創社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846012779

感想・レビュー・書評

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  • 18世紀の著名な文人サミュエル・ジョンソン博士とその伝記作家ボズウェルが活躍するミステリ短編集。
    ミステリとしては安定なクラシック。
    実話に基づく事件や時代の有名人などが登場するので、18世紀イギリス事情に詳しければより楽しめると思うが、ジャコバイトとかトーリー党など名前は聞いたことあるけど…くらいの歴史的知識しかないので、ぴんと来ない部分もあり、自身の教養のなさが哀しい。

  • 『蝋人形の死体』
    クラーク博士が経営する蝋人形館へやって来たジョンソン博士とボズウェル。クラーク博士の案内で蝋人形館を見学中に消えた弟ジェムを探してほしいと願うマイカが表れる。蝋人形の中から発見された骨。物置の石炭の中から現れた首の無い蝋人形。制作中の蝋人形に隠された秘密。

    『空飛ぶ追いはぎ』
    検問所の間で繰り返される追い剥ぎ。検問所を通過する以外に入り込めない土地に入り込む追い剥ぎの謎。調査に向かったジョンソン博士とボズウェル。追い剥ぎの被害にあったペイジの証言。

    『消えたシェイクスピア原稿』
    発見されたシェイクスピアの直筆原稿を元に上演される芝居。発見者のアララット氏の招待でパーシー博士とともに食事会に向かうジョンソン博士。金庫から盗まれた原稿。実際に発見したアララット氏の息子アントニー。アララット氏に送りつけられた100ポンドを要求する手紙。上演される芝居を見てジョンソン博士が気づく真実。

    『ミッシング通りの幽霊』
    ミッシング通りに住む寺男のグッジョン氏の娘マリーが夜中に幽霊をみたという。しぶしぶ調査に向かったジョンソン博士。グッジョン氏の家の隣に住む外科医ハルゲパス氏。霊を呼び出して霊の要求をきくジョンソン博士。マリーの部屋に隠された秘密。

    『ディー博士の魔法の石』
    泥棒に侵入されたにも関わらず部屋を荒らされただけで何も盗まれなかったのはディー博士の魔法の石のお陰だと信じるウォルポール卿。ウォルポール卿の甥オーフォード卿の依頼でウォルポール卿の屋敷に来たジョンソン博士。魔法の石の調査。石の元の持ち主アギーヴ公爵と弟のフレデリック卿。夜中にボズウェルの部屋に侵入した幽霊。魔法の石に隠された秘密。

    『女中失踪事件』
    女中エリザベス・キャニングの失踪事件。約1ヶ月後に発見されたエリザベス。二人組のジプシーに襲われ売春宿に監禁されたと訴える。しかし逆に宿の女主人に偽証罪で訴えられる事に。エリザベスの記憶に隠された秘密を解き明かすジョンソン博士。

    『チャーリー王子のルビー』
    アラン、フローラのマクドナルド夫妻の館に招かれたジョンソン博士とボズウェル。スコットランドで反乱をおこし亡命したチャールズ3世の使った部屋でジョンソン博士が出会ったダグラス氏。チャールズ3世からの依頼。亡命する際に紛失したルビーを探す事。ジョンソン博士の捜査。

    『博士と女密偵』
    共和主義者の蝋細工師ペーシェス・ライト。彼女が知ってしまったアメリカでのイギリス軍の動き。スパイとしてアメリカ側に情報を伝えようとするライト。自分の蝋人形作成を口実に彼女を監視するジョンソン博士とボズウェル。

    『消えた国璽の謎』

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