「孟子」の革命思想と日本: 天皇家にはなぜ姓がないのか

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  • 昌平黌出版会
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846013424

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  • 湯武放伐論に焦点を当てた日本での『孟子』受容の歴史。 易「姓」革命を封じるために皇族から姓を無くしたという古代から、「仁」を最上とし秩序を重んじる『論語』からの一般的な儒教と、「義」を重視し革命を是とする『孟子』の差異を軸に陽明学との親和性をからめて近代以降の日本での『孟子』を説いている。

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著者プロフィール

松本健一(まつもと・けんいち)
1946年群馬県生まれ。東京大学経済学部卒業。
現在、麗澤大学教授。評論・評伝・小説など多方面で活躍中。
2011年3月11日におきた東日本大震災のときの内閣官房参与として、
『復興ビジョン(案)』を菅直人首相(当時)に提出。
著書に『白旗伝説』『北一輝論』(以上、講談社学術文庫)、
『近代アジア精神史の試み』(岩波現代文庫、アジア太平洋賞受賞)、
『開国・維新』(中央公論新社)、『砂の文明・石の文明・泥の文明』(PHP新書)、
『評伝 北一輝』(全五巻、岩波書店、毎日出版文化賞、司馬遼太郎賞受賞)、
『畏るべき昭和天皇』(新潮文庫)、『天国はいらない ふるさとがほしい』(人間と歴史社)、
『海岸線の歴史』(ミシマ社)など多数ある。

「2012年 『海岸線は語る 東日本大震災のあとで』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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