- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784846102081
作品紹介・あらすじ
戸籍制度は他の国にもありそうだが、本当はまったく違うもので、日本独特のもの。その戸籍も謄本や抄本をとった経験があっても、案外、くわしいことは知らないのが普通だ。ところがよく見ると、婚外子差別から外国人登録まで、差別と人権侵害の根元であることが分かってくる。戸籍研究家と知られる著者が、戸籍の生い立ち、歴史から現在の問題点、住民基本台帳ネットワークや国民背番号制までをやさしくQ&Aで解説する。
感想・レビュー・書評
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この本2010年に増補版が出てるんだけど、わたしはそれが出る前に買ってしまったので、法律の内容的に古い部分がいくつかあると思う。なので書いてあることを全部信じるわけにはいかないのだけれど。。本を読んだ感想ってのもあんまりないんだよね、、ないというか、いろいろ複雑にあり過ぎるというか。基本、今の日本では「入籍」できない身なので、どこか「関係ない」ような気がしちゃってねえ。とはいえ、いろいろな人がいて、ある一定の人に不利益を与えるようなシステムであることは確かでそれは問題があると思う。附票に書いてある出生地などで差別されるのは以ての外だと思うが、血統主義とか婚外子差別とかはまた戸籍とは別問題だと思うのよね、、戸籍があるから婚外子差別されるわけではないわけで。だからといって戸籍は必要なものとも思わないし、不必要なものだとも思えなくて。。正直、分かんない、というところだったんだよね、この本読んでも。
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恥ずかしながら知らないことがたくさん書かれていて自らの無知さに驚かされた。プライバシーは積極的に守らなければならないことと、差別はなくさなければならないと強く思った。
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やっと仕事で最小限必要なことを知ることができました…。
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日本の戸籍が、いかに差別を作り出しているのかがよくわかった。在日外国人や女性の方にはおすすめ。