なぜ脱原発なのか?: 放射能のごみから非浪費型社会まで (プロブレムQ&A)

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  • 緑風出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846102210

作品紹介・あらすじ

暮らしの中にある原子力発電所、その電気を使っている私たち、でもやっぱり不安…。なぜ原子力発電所は廃止しなければならないのか、増え続ける放射能のごみはどうすればいいのか、原発を廃止しても電力の供給は大丈夫なのか-原発に賛成のひとも反対のひとも私たちの暮らしと地球の未来のために、改めてこの問題をともに考えましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 原発がなぜ「トイレのないマンション」といわれるのか?この本には明快に書いてある。
    それだけではない。原発の核燃料を再処理することの本当の怖さは何なのか、も考えさせてくれる。
    気の遠くなるような非現実的な「非科学的な」核のゴミ処理方法に対して、では、われわれがどんな社会を目指すべきかの提案も。

  • 原発反対派って、先見の明があったんだなぁ……って、いまさらだけど思う。
    今もまだ原発推進とか言ってる人いるけど、信じられない。豊かさのためには犠牲も必要だと言うけど、一体誰のための豊かさなのか。

  • 2003年に発行された本ですが、
    その当時読んでもたぶんよくわからなかったであろう
    原発関連の専門用語にも今はもうすっかりおなじみになり、
    読みやすかったです。わかりやすいかったです。
    書いてある内容に納得です。

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著者プロフィール

1947年、東京生まれ。東京外国語大学ドイツ語学科中退。78年以来、反原発運動全国連絡会が発行する『はんげんぱつ新聞』の編集に従事。原子力資料情報室の共同代表でもある。『新版 原発を考える50話』(岩波ジュニア新書)、『エネルギーと環境の話をしよう』(七つ森書館)、『原発は地球にやさしいか』(緑風出版)など著書多数。

「2011年 『増補新版 脱原発しかない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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