三島由紀夫と一九七〇年

著者 :
制作 : 板坂 剛 
  • 鹿砦社
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本棚登録 : 38
レビュー : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846307721

作品紹介・あらすじ

1970年11月25日、東京市ヶ谷…作家・三島由紀夫と「楯の会」メンバーは決起した!あれから40年、あの決起とは何だったのか?貴重な資料3篇と幻の映像を見ながら、その意味を語り尽くす。

感想・レビュー・書評

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  • 映画「Mishima - A Life in Four Chapters」収録の付録DVDのために購入。
    製作総指揮:フランシス・フォード・コッポラ&ジョージ・ルーカス
    監督&脚本:ポール・シュレイダー(『タクシードライバー』など)
    これだけ日本一色の作品をよく外国人がつくったもんだ、と思った。特にストーリーの構成がすごい。三島云々を差し引いても見応えのある作品だった。
    外国人製作による「外国人が考える日本観」漂う環境の中、日本語で日本人役者らしい演技をする日本の俳優しか居ない、というのがなんとも奇妙に思えた。

  •  三島が45歳で自決してから、今年(2015年)で45周年。

     付録DVDの“幻の映画”『MISHIMA』について。
     市ヶ谷駐屯地に向かう車内での、「唐獅子牡丹」の合唱が映像化されているのが衝撃だった。このシーンだけでも観たかいがあった。池部良も出てるし、『昭和残侠伝』というか健さんのファンにもお勧めしたい。
     ともあれ、世界的なカリスマである三島の作品を母国語で読むことができる、という僥倖を再認識させてくれる、という意味でも大変感動的な作品だった。

  • 楯の会なんて所詮右翼のオマージュにすぎなかったと思う
    ところが三島は、オマージュで本当に腹を切っちまった
    三島の虚構が、現実の日本を凌駕してしまったのだ
    それが三島由紀夫の凄さであると同時におぞましさでもあるんだなあ

  • 附属の"幻の"映画目当てで買ったのだが、せっかくだから本のほうも読んだ。
    全共闘厨・板坂剛と一水会の鈴木邦男の対談をメインとする。板坂の厨な発言のテキトーさ(板坂に限らず、司会者もひどくて、「山田五十鈴とかは舞台で倒れてそのまま死んだらしいですね。」とかほざいてる。山田五十鈴生きてるぞ!!)には失笑せずにいられなかったが、鈴木邦男のやけにほんわかなウケとあいまって、居酒屋でのおやじの与太話をはたで聞くようで、不本意ながらw結構おもしろかった。
    「愛の処刑」は、ただただ笑うしかない・・・

  • DVD付、日本未公開の「MISHIMA」。
    薔薇族に寄稿された作品は、頭がくらくらした。
    三島の自決から40年。
    あの事件で、現実と小説の境目がなくなってしまった。

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著者プロフィール

鈴木 邦男(すずき くにお)
1943年福島県に生まれる。1967年、早稲田大学政治経済学部卒業。同大学院中退後、産経新聞社入社。学生時代から右翼・民族運動に関わる。1972年に「一水会」を結成。1999年まで代表を務め、2015年7月まで顧問。新聞・テレビをはじめ多彩な言論活動を行なっている。著書多数。

「2016年 『これからどこへ向かうのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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