ツリーハウス: だれもが欲しかった木の上の家 (ワールド・ムック 425 LIVING SPHERES vol. 11)

著者 : ピーター・ネルソン 本郷恭子

• ワールドフォトプレス (2003年6月1日発売)

感想・レビュー・書評

[狐舞さんの感想 · 2017年6月30日]

　ツリーハウスビルダーのピートの本。アニマルプラネットで放送されている『仰天！夢のツリーハウス』のピートといえば分かる人もいるかもしれない。ツリーハウスに適した木、建て方、実際に建てている様子と番組でもおなじみのことが掲載されている。現在放送中のシーズン5ともなれば電気や水道、トイレはあたりまえで、2階建てだったり、シャワー、ロフトや暖炉がついていたりともはや普通の家であるが、本書で紹介されているのはツリーハウスと聞いてイメージする外観や隠れ家的なものが多い。残念なのはピートの作品が載っていないこと。デザイナーというよりは建築家であって割りと普通の家が多いが、それでも番組を見ると、木の特性、立地を生かした個性的なものも多い。これまでピートがどのような作品を建ててきたのか、是非とも見てみたい。

[奥宮離宮さんの感想 · 2006年1月16日]

分類＝家。０３年６月。

著者プロフィール

ピーター・ネルソン
1962年生まれ。ツリーハウス建築家。アメリカ、シアトル在住。コロラド大学で経済学を専攻した後、大工となる。その後、オーダーメイドでツリーハウスの建築を請け負う会社を設立。アメリカ各地に多くの“木の上の家”を建て、ツリーハウスづくりの先駆者であり、第一人者でもある。

「2005年 『ツリーハウスをつくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」