不肖・宮嶋 戦場でメシ喰う!

著者 :
  • ワールドフォトプレス
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 32
レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784846526665

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
  • 自衛隊PKO派遣には皆勤賞、湾岸戦争・イラク戦争はもちろん、
    テロ紛争地などの危険地帯を渡り歩き、南極観測隊にも同行した
    フリーカメラマンによる極地でのお食事事情ルポである。

    自衛隊の食糧にはおでんもある。スーパーでもよく見掛ける、
    具と汁がビニールパックにされたもの。これを外気に1時間放り
    出しておくとアツアツおでんの出来上がり。恐るべしイラクの
    気温である。こんな気候の土地だもの。未だ停電が多発してりゃ、
    暴動も起きるってもんである。

    猛毒を持つコブラも自衛隊レンジャー部隊員にかかれば、匂いも
    香ばしい蒲焼の出来上がり。見つかったコブラの運が悪かったのか。
    尚、コブラ肉はゴムを噛んでいるようでおいしくはないそうだ。

    著者の文章は歯切れがよく読み易いので、ほとんどの刊行物は読んで
    来た。でも、本書は少々文章が雑か。校閲の甘さも気にかかる。食事に
    重点を置いているのかと思いきや、それ以外の軍事関係の記述が多い。
    楽しめない訳ではないが、既刊本のダイジェストのようでもある。

    それにても、自衛隊宿営地への宿泊が許可されずゲート前でキャンプ用
    テントを張って野宿しちゃうなんてありえないのだ。さすが、日本が
    世界に誇るフリーカメラマン、不肖・宮嶋である。

    尚、おにぎりは日本古来のミリメシという話には納得。いつでも、
    どこでも、片手で食べられるものな。

  • 戦場カメラマンがあちこちで食べたミリメシの記録。
    写真も満載で、眺めているだけでも色々な発見がある。
    PKOに参加しているシーク教徒の青いターバンって、当たり前だけどものすごく不思議な景色だ。
    世界あちこちの紛争の内実が不肖・宮島氏のぼやきと共に書かれている。今まで知らなかったことや勘違いしていたことが沢山あって、読み進めていくうちに目からウロコがぼろぼろ零れ落ちていった。
    ミリメシレポートに絡めながら今の日本の政治家や活動家の一面を知る事ができる非常に面白い本だった。
    ただ関西弁で書かれた本文は慣れるまで読みにくかったなぁ。

全2件中 1 - 2件を表示

宮嶋茂樹の作品

ツイートする