17歳の殺人者

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  • ワニブックス
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本棚登録 : 38
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847013553

感想・レビュー・書評

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  • 368.7

  • 何故、理由なき人殺しができるのか?ムカついたなどは理由にはならない。理由がなんであれ、人殺しするのは理解できないが。少年法に関しても疑問が残る。被害者、加害者。どちらも1人で産まれて生きてきた訳なく、家族が居る。その、家族の責任や心の傷はどうすれば良いのか。どこに解決があるのか?家庭環境?社会?地域?学校?人間が人間として関わることが出来ない場合があることは知っている。話が通じないと感じる人というのは居る。その時どうすれば良いのか?その人に付き合うのか?それは無理だろう?排除すれば良いのか?どこにも答えはない。

  • 一つの事件の裏の様々な要因が隠れていた。何が悪かったのか一言で語られないもどかしさを感じた。一つ一つの要因が蜘蛛の巣のようにつながって中心に集まった結果がこの殺人だったようだ。
    1988女子高生コンクリート詰め殺人事件
    1994那古野・宮田捻之君殺人事件
    1996大阪・武孝和君殺人事件
    2000佐賀バスジャック殺人事件
    この4つについて主に書いてあった。どの事件にも共通して言えるのは被害者側に対する配慮がどれも不十分だったということだ。少年法では彼らはいっさい情報を得ることができないようになっているらしい(改定前)。この本ではそのことが分かったのが一番大きな収穫であった。

  • 綾瀬女子高生コンクリート詰め事件

    犯人達はただただクズ。

  • 21/9/10 65

  • 主に取り上げられている事件は「女子高生コンクリート詰め殺人事件」です。新聞やテレビでは知りえない残虐の限りをつくした犯人たちの行為にぞっとしました。自分の虚栄のために(かどうかはしりませんが)ここまで、人にたいして凶暴になれるのか私には理解できません。
    犯人それぞれのバックグラウンドを読むと、「もしここでこうなっていればこんなことにはならなかったのでは・・・」と思うこともありましたが、同じような環境におかれても、人を傷つけようとはしない人もいることを考えると、やはりおかしいと思います。
    そのへんのホラーよりよっぽど怖い。
    同じ年齢の子に知ってほしいけど、安易にすすめてよいのか迷いました。

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著者プロフィール

*同名著者あり

1. 藤井誠二(ふじい せいじ)
1965年、愛知県生まれ。ノンフィクションライター。愛知淑徳大学非常勤講師。教育問題、少年犯罪などの社会的背景に迫る。テレビコメンテーターやラジオ、インターネット放送でパーソナリティも務めている。著書に『人を殺してみたかった―愛知県豊川市主婦殺人事件』、『少年に奪われた人生―犯罪被害者遺族の闘い』、『コリアン・サッカーブルース』、『殺された側の論理 犯罪被害者遺族が望む「罰」と「権利」』、『黙秘の壁―名古屋・漫画喫茶女性従業員はなぜ死んだのか』、共著に『沖縄 大人の社会見学R18』『肉の王国―沖縄で愉しむ肉グルメ』(ともに仲村清司氏、普久原朝充氏との共著)、『死刑のある国ニッポン』(森達也氏との対談)など50冊以上。
2018年、『沖縄アンダーグラウンドー買春街を生きた者たち』を刊行。

2. 藤井誠二(ふじい せいじ)
1984年生まれのライター。愛知大学現代中国学部卒業。大学で中国学に取り組む傍ら、複数の書籍、企業のパンフレットなどにイラストを提供してきた。第6回出版甲子園での入賞をきっかけに、『中国的名言を4コマ漫画にしてみた。』を出版。WEB専業のライターとして活動。

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