首を治せば病気が消える

著者 :
  • ワニブックス
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847017193

感想・レビュー・書評

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  • ■ 購入対象者

    ・自律神経失調症と診断を受けた方
    ・不定愁訴に悩まれている方
    ・しつこい肩こり・頭痛に悩んでいる方


    ■ 内容

    「首周辺の筋肉のコリ」が様々な不定愁訴を引き起こすという理論に基づいた書籍です。

    頚椎周辺の筋肉がこり、筋肉がカチコチに固まってしまう事によって脳への血液供給が不足し、酸素・栄養補給がうまく循環せず、同時に老廃物の回収も進まない。

    その結果として様々な不定愁訴が起こる、定着してしまうという理論です。

    携帯・パソコン・読書、と首を常に前屈みにする姿勢が多い現代社会において、今後も確実に増えてくるものだと思います。

    ただ、この「頚椎周辺筋理論」を構築された先生ゆえか、

    「首周辺の筋肉のコリが、全ての原因だったのだ」

    的な論調が目立つ内容です。※「全部が全部そうという訳ではない」と言うフォローも入っているのですが、文脈からは申し訳程度につけたように感じます。

    なので、

    ・「自律神経失調症」
    ・「うつ」
    ・「緊張性頭痛」
    ・「慢性疲労症候群」

    といった診断を受け、治療効果が思わしくない方が過度の期待を寄せるというのは避けた方が良いと思います。

    個人的には、今まで西洋医学の世界から弾かれていた手技の世界では「当たり前」の事だった頚椎周辺のコリの問題について、

    脳神経外科の著者の先生が臨床データを整理され、学会発表を行うまでの理論構築をされたという点において、非常に興味深かったです。

    結果的に、「非科学的だ」と言われていた手技療法の頚椎施術の理論を「科学的」に証明した事になると思います。

    なお、この本を書かれた先生は沢山の書籍を出されていますが、内容は殆ど同じものです。

    ですので、まとめて買われるとちょっと痛い目にあうかもしれません(笑

    (同)腰痛治療ナビ

  • 社長おすすめの本。最初はおもしろいかなぁと思っていましたが、なんだか、「○○したのは私が初めてです」とか、「こんな業績を残してきました」という表現が多すぎて、疲れてしまいました。もちろんすごい先生だということはわかりますが・・・。
    首を治すことで色々な症状が治るということには、目から鱗が落ちました。

    • 神戸元町 整体オガサワラさん
      確かに少々辟易してしまいますよね...。
      出版社の意向なのかもしれません。
      確かに少々辟易してしまいますよね...。
      出版社の意向なのかもしれません。
      2012/04/02
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著者プロフィール

東京大学医学部医学科卒業後、同大学脳神経外科教室に入局。その後、アルバートアインシュタイン医科大学に渡り、脳腫瘍・脳血管障害を研究。ジョージタウン大学では、世界初の全身用CTの開発に携わり、日本への導入・普及に大きく尽力する。78年に「頚性神経筋症候群(肩こり病)を発見し、診断法と治療法を確立し、首こりに起因する不定愁訴の治療を初めて可能にした。06年に、恩師である東京大学名誉教授・佐野圭司氏を所長として迎え、東京・虎ノ門に「東京脳神経センター」を開設。著書・監修書多数

「2023年 『首こりを治せば体と心の不調の9割は消える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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