ライセンスの9年本 (ヨシモトブックス)

著者 :
  • ワニブックス
4.42
  • (15)
  • (7)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 92
感想 : 9
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (486ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847018800

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  ライセンスの苦労とか悩みとかが
     この本に全部詰まってる。今まで
     続けてくださってありがとうと、
     心から思います。

  •  ライセンスが好きだ。

     興味を持ったのは、藤原さんのインタビューだった。


     「二重人格」

     本来の人格は、ひどく地味で常識的なのだけれど、もう一人の自分がそこに息苦しさを感じ、引っ張りまわす。







     馬鹿みたいに聞こえるだろうけれども、
     そしてあらかじめファンの人に謝っておきますけれども
     (ほんとうにごめんなさい。狂った人間のうわごとと思ってください。)

     すごく、共感をしてしまった。


     わたしは、二重人格ではないと思うけれど、

     「仕事の自分」と「絵を描く自分」の行き来がうまくできん。

     でもどちらもとても必要で、

     対社会的な常識的な人間を演じてると、息が詰まって耐えられなくなって、暴走を始める。

     

     脳内は常に考え事でいっぱいで、
     

     普通に毎日仕事をしながらも、

     頭の中に獣のような残酷で冷徹なもう一人の自分がいるのを感じる。


     時々それを思い、自分は男なんじゃないかとか、思ったりする。


     やっかいで、面倒くさい人間で、
     わたしは、だから一人なんだけれど


     まことに勝手ながら、
     見知らぬ人の幸せを願いました。

  • ライセンスが好きなら、読むべき。焦燥と葛藤。中身がしっかりある本。もっと好きになった。帯の「すべての”途中な人たち”へ。」とあるのがいい。

  • タレント本はファンしか買わないを前提に。

    自分語りで恐縮だが…
    就職して5年、思ってた自分の未来の姿はそこになく、今、自分がいる場所が不安定でビビってたし、焦っていたんだと思う。だけど、どんな人も同じような事を思ってフラフラ迷いながら歩いて行くんだと読み終わって安心した。
    ライセンスだけだったらファン目線の満足感で終わってたかもしれないが、作者の迷いも感じとれたのが私には良かったように思う。

  • まだ、読んでる途中です☆


    楽しく読ませていただいてます、

  • 携帯版の方に書いた物のコピペですが。





    率直な感想は、ライが売れると確信して、ライターさんとの信頼関係を築いて、ライが売れた時に「ほかでは聞けない本音」としてこの本を売り出したかったわけではなかったんだな、ということ。(あくまでライターさんは売れると信じていたとは思うけど)ライが売れなくても、どこかで解散してしまったとしても、別に良かったんだ。言っちゃえば、ライじゃなくても別に良かった。夢を掴むために試行錯誤している若者の密着本。

    読み物としては非常に良かったです。ただ、何故ライである必要があるのか、若手芸人である必要があるのか、そこが最初から最後まで不明確。ライターさんとの間の信頼関係みたいなものは確かに徐々に出来上がっていってるけど、何年も取材を重ねて、売れたら本にしましょうと言ってくれているライターさん相手なら、別にライじゃなくても信頼関係は築けたはず。残念だけど、ファン以外には読み応えはさしてない本だと思う。まあファンしか買わないんだろうけどさ。期待してた分だけに、残念です。

全9件中 1 - 9件を表示

井上慶の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×