障害役者 ~ 走れなくても、セリフを忘れても ~

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (159ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847019036

作品紹介・あらすじ

「高次脳機能障害」というハンディキャップを背負った人気俳優集団D‐BOYS柳浩太郎の挫折と挑戦。

感想・レビュー・書評

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  • 精神的に未熟な子供が障害を持って成長する話。すごく良いなと思ったのはこの人を支えているのは根拠がない自身だって事。根拠がない自信を持ってる人は結構好きです。

  • 買ったままになっていた本。D-BOYSの柳浩太郎さんの自伝。
    て、まだ彼は25歳ですが。この本が発売された時は24歳でした。
    本の中で触れられていないですが、生まれたのはドイツのベルリンで、3歳のときに一時帰国して小学一年生のときにインドへ、三年生の時には両親だけが帰国して、小学六年生までお姉さんと一緒にインドで暮らしていたらしい。どんな姉弟だ(笑)
    インドでインターナショナルスクールに通っていたので、英語でコミュニケーションできる人です。

    柳浩太郎さんは、ミュージカル「テニスの王子様」初演で主役の越前リョーマを演じた役者さん。この作品がほぼデビュー作品で、その後追加公演と再演を行い、同じ役で新たな「テニスの王子様」の公演が始まる2週間ほど前に交通事故に遭いました。一時は脳死による植物状態の可能性もあったそうですが、奇跡的に回復し、高次脳機能障害という障害がありながら、今も役者の仕事を続けています。

    五十嵐隼士さんをきっかけにD-BOYSを知った私ですが、それなりに柳くんのことも知る機会が増えました。遠藤くんをダーリンて呼んでることとか、城田くんのことが大好きなんだな、とか(笑)
    ドキュメント番組も観たし、柳くんの障害のこともわかってはいたのですが、こうして文字になっているのを読んで、改めてすごいヤツだと思いました。

    > それ以来、死ぬことを考えるのはやめた。積極的にこの身体で生きることにした。


    積極的にこの身体で生きる。
    柳くんの声で脳内再生された気がしました。そしてものすごい説得力がある。
    本の中で事故や障害のことに触れていますが、それ以上に、大切な場所と、そこへ戻ろうとする気持ちと、その中での考え方の変化が伝わる本です。
    「柳に風」とか「柳に受ける」とか言うけど、柳くんはまさしくそんな人だ。

    > まっすぐにサクサクと歩けないだけで、ゆっくりなら、一人でどこへでも行ける。


    ちょっとドキっとしました。
    人にはそれぞれにできる範囲や限界があるし、ペースが違う。それを解っていればいい。
    健常者と同じことができないから可哀相、というわけではないんだな、と。

  • 大きい小さいは人それぞれだけれど完璧な人など存在しないように障害があることそのものに過剰に反応するのはへんだよなと思う。
    だから遠藤雄弥の振る舞いには思わず惚れた。
    そりゃあ「ダーリン」と呼びたくもなるよなあ。

    柳浩太郎の言葉が素直だからか読んでいて全然悲観的にならなかった。
    折れない心とその努力がすごいということはもちろんのこと、小さな目標を持つという彼の教訓はぜひ実践してみたい。

  • 柳くんはテニミュで初代リョーマとして初舞台を踏み、交通事故によって生死をさ迷うもリハビリを経てテニミュの舞台に復帰、その後、高次脳機能障がいを抱えながらも舞台に立ち続けた役者さん。

    カンパニーに馴染めずにいた柳くんを初稽古のころから気にかけていたkime様や、リハビリ中の柳くんを励ます初代青学のみんなやスタッフのみなさんが素敵。こうしてテニミュの歴史が紡がれてきたんだなぁと思うと、もう読みながらボロボロ泣いちゃいますよ。
    今は復帰を目指して長期休業中ということなので、頑張って舞台の世界に戻ってきてほしい。

  • 大人気ミュージカルの主役が本番約2週間前に交通事故、運良く脳死は免れたものの高次脳機能障がいとなり、体が動かないセリフを覚えられない等のなか、部分的にとはいえ、まさかの舞台への復活!

    テニミュの存在だけは知っていましたが、その役者さんがこうも過酷な日々を乗り越え運命を受け入れていたとは…!

    ”(自分を)好きにならなくてもいいから、自分のことをわかって、自分の状態を受け入れれば十分だと思う” ”「ここまでできたけど、ここからはできなくて仕方がない」と思えて、前に進めた” が特に響きました…。

    知人に柳さんのファンのひとがいたので、名前を見かけてなんとなく気になって手に取った一冊でしたが、読んでみてよかったです。

  • 【状態】
    展示中

    【内容紹介】
    人気ミュージカル『テニスの王子様』の初代主人公に抜擢され、 役者として将来の飛躍を期待される中、 交通事故に遭遇し「高次脳機能障害」というハンディキャップを背負った、 柳浩太郎(DーBOYS)の葛藤を全告白。 右半身麻痺、記憶障害、声帯損傷などの後遺症が残る中、 常に前を向いて役者として生きる不屈の自伝エッセイ。

    【キーワード】
    単行本・エッセイ・役者・舞台・障害


    ++3+1

  • 最近テニミュで彼を知って、彼の事故を知り、本を出していることを知り、なかなか手に入らなかったので図書館で借りて読みました。最初から最後まで泣いてました。わたしは健常者ですが、少しメンタルに問題があり、この本を読んで彼みたいな生き方をしてみたいと強く思いました。辛いときにこの本読んだら元気をもらえるんじゃないかと思います。通販で購入したので暗記してしまうくらい読み込みたいと思います。

  • kimeruがいい奴すぎて萌えた

  • 事故後の舞台を見たところから興味を持ち、読みました
    文章量は少なく、短時間でざっと読めます

    不器用な性格をした役者さんと、大きな困難と、その後の心構えから
    ちょっとの涙と、ゆったりしたやる気をもらいました

  • ★3.5
    ミュファンとしては涙無しには読めない事故後の柳くんのエッセイ。
    実際ぼろぼろ泣きながら読んでしまった。
    そのままの柳くんが大好きです。ドリライ見たい。見たい。

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