月の街 山の街

制作 : 草なぎ 剛 
  • ワニブックス
3.19
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本棚登録 : 175
レビュー : 26
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847019647

作品紹介・あらすじ

韓国には「月の街」「山の街」と呼ばれる、貧しい人々が住む街があります。舗装されていない丘の斜面に密集する住宅地。急な階段を上って人々はそこへ帰っていきます。高い場所に位置し、月や山に近いことから、そう呼ばれるようになりました。この本は、そんな「月の街」「山の街」に住む人々のとても温かい物語の数々を収録したものです。

感想・レビュー・書評

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  • 短い短編集で読みやすかった。
    父の涙、お父さんの手紙、真昼にも輝く星が、好き、

  • 176冊め。

  • SMAPの草彅剛が翻訳を手掛けた韓国のまずしいひとたちの心暖まるお話を集めた短編集。訳者当人の人柄が伝わってくるような翻訳で、なかなか良かった。韓国の小説読んだのたぶん初めてだな。2013/028

  • 韓国は 儒教の国ですね。
    家族を思いやるための ささやかな嘘。
    親切とおせっかい。
    恥ずかしいと想うこと。
    相手の善意を 誤解して、ごめんなさいと思うこと。
    ヒトを信じられないことへの自分の狭さ。
    ささやかなことに、心が 少し動く。

    短い物語だけど ちょっと 言葉が多いなぁ。
    感情的な言葉を減らすともっといいけどね。

  • スマップの草薙くんが翻訳したので少し前に話題になった本です。
    内容はこの本の「まえがき」がとても分かりやすく書かれているのでそのまま抜粋します。
    『韓国には「月の街」「山の街」と呼ばれる、貧しい人々が住む街があります。
    舗装されていない丘の斜面に密集する住宅地。
    急な階段を上って人々はそこへ帰っていきます。
    高い場所に位置し、月や山に近いことから、そう呼ばれるようになりました。
    この本は、そんな「月の街」「山の街」に住む人々を中心とした、とても温かい物語の数々を収録したものです。
    物語は、すべて実話を元に書かれました。
    ストーリー上つくられた登場人物も何人かいるようですが、物語の主人公はみんな実在の人物だそうです。』

    昔ブームになった「一杯のかけそば」を思い出させるようなお話ばかりでした。
    物語の主人公や登場人物は皆貧しくて心やさしい人たちばかり。
    この本を読むと本当のやさしさって、こういう事なんだな~と思います。
    受け取る側が知らずに受け取っているようなさりげないやさしさ。
    ちっともおしつけがましくなくて・・・。
    知らず知らず心の中がほんわか温かくなっている。
    まるで心の中に音もなく降り積もる温かい雪のように。
    その背景にある、暗さ、淋しさ、つらさなどが見えるから余計に心に染み入ります。
    そんな中でも人はやさしくなれるのだと。
    人を思いやれるのだと。
    挿絵も温かみがありやさしい。
    この本のお話はどれも教科書に載せたらいいのに・・・というお話ばかりです。

  • 国語の教科書に載りそうな「おはなし」
    帯に反して涙は出なかった。

  • 淡々とした文体で淡々と話が進み気づいたら話が終わってた、という感じの短編集。
    雪が積もるように心の中に残る本でした。消えるのも雪みたいだったけど(爆)。

    普段翻訳モノは殆ど読まないのであれだけど
    韓国文学ってみんなこんな感じなのでしょうか???

  • 韓国の貧しい人々が住む町を舞台にした短編集。
    相手を傷つけないようなさりげない優しさ、さりげない愛がテーマ。
    挿し絵の美しさも相まって、おとぎ話のようだった。
    普段ならば綺麗事と鼻で笑ってしまうような話も、異国の話だと受け入れられるのが不思議。
    著者より訳者の名前のほうが大きいのは大人の事情というやつなのだろう。

  • 涙がにじんで、何度も読むのを休憩した。こういう本を、もっとたくさんの人に読んでもらいたい。
    ちょっと私自身の話をすると、私なりにビンボーと金持ちの間を行き来してきたけど、明らかに貧乏な時の方が、募金とか席を譲るとか、たくさん善行をしていたと思う。それは、私と同じように困っている人に、自然と目がいってしまうから。
    何かを意識した途端、よく目につくようになる、という経験ありませんか? 奮発して高価な腕時計を買った途端町行く人の腕時計をチェックせずにはいられないとか。今まで人の腕なんて見たこともなかったのに、とか。
    そんなふうに、貧乏な時は、困っている人がやたら目に飛び込んでくるんですよ。自分も貧乏なのに募金してる場合じゃないと自分で自分に突っ込んだりしつつも、十円とか時には百円とか入れちゃうの。もう今更じたばたしたって焼け石に水、っていうヤケクソだったりするんだけども。
    それがちょっと金回りがよくなった途端、昔のことなんてすぐ忘れちゃうからどうしようもない。この本読んで久しぶりに思い出したけど、そういえば前はビッグイシュー欠かさず買ってたり、日曜日は駅前に募金にやってくる動物保護施設の犬の頭をなでたりしてたのに、最近会ってないな、とか。相手はずっとそこにいたのに、私の目線から外れていただけなのでした。のど元過ぎれば熱さ忘れる、人間て、いやこの場合私って、なんて驕り高ぶった奴なんだ。
    時々この本を読み返して心を洗い流そう。

  • 2〜4ベージ位の短編集。
    日本で昔話題になった「一杯のかけそば」みたいな話なんですが、おもわず涙がでてしまいます。
    読後は身の回りの小さな事を大切にしようという気になりました。

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