足洗邸の住人たち。 【完全版】 1巻 (ガムコミックスプラス)

著者 :
  • ワニブックス
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (156ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847039157

感想・レビュー・書評

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  • これまで読んだコミックの中で、作品に対する作者の愛情を最も感じた。やりたいことを全力でやってる。オカルト、特撮、文学とネタは縦横無尽。女性イラストは少し癖があるとはいえども今風の範疇だが、クリーチャーイラストに関しては執念深いほどに描きこんである上に個性的なデザインが多い。
    おかげで合わない人にはとことん合わないが、合う人には最高のシリーズに仕上がっている。

    昔の表紙も良かったけど、完全版の表紙は余白がいい味を出してる! 内容も少し追加されてるので、今から買うならこちらがおすすめ。
    ハマったら古い大判の方も買って本棚に並べましょう。

    自治医大店 田崎

  • オリジナルの初版を既に保有しているじゃん、どんな展開になるか、もボロボロになるまで読んだんだから知ってるんでしょ、そんな耳が痛くなる指摘は、あえて聞こえないフリをしよう
    だって、買っちゃうしかないでしょ、自分の中で「妖怪・悪魔系」のジャンルで殿堂入りしている、大好きをいくつ重ねても足りない、至高の漫画が完全版として刊行開始して、その上、書下ろしまであると来たら!! 実際、書下ろしのボリュームがハンパないです
    このジャンルが好きな読み手全員が全員、最低でもベスト3には入れている、なんて軽はずみには断言できないけど、間違いなく、水木しげる先生、藤田和日郎先生と肩を並べられる、画力・ストーリー構成力・キャラや世界観の設定などの、漫画家としての腕力がずば抜けて高い漫画家で、確実に両先生に匹敵する数のファンを獲得しているハズ
    ともかく、資料集めや取材をしっかりとしているのが、漫画から伝わってくるんです
    創作活動ってのは、オリジナルの発想云々の前に、書きたいor描きたいテーマに関する綿密な調査をどれだけしたか、で善し悪しが決まる、と思い知らされました、この『足洗邸の住人たち。』を読ませてもらって
    今一度、読み返してみて、どのキャラもカッコ良くて、愛着が湧きます。小悪党の大石ですら、どこか憎み切れないんですから、みなぎ先生のストーリーがどんだけ面白くて、読み手をワクワクさせるかが理解るってもんです
    もう、ホント、【完全版】を出してくれてありがとうございます!! としか言いたくない
    けど、帯についている応募券、これは一体、何? もの凄いモノが貰えるのか?
    あぁ、もう、2巻が待ち遠しすぎて、私の方がろくろ首、もしくは飛頭蛮、はたまた、デュラハンになりそう

  • 本当に新規書きおろしがあった。

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