優雅の条件 (ワニブックスPLUS新書) (ワニブックスPLUS新書 18)

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  • ワニブックス
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784847060137

作品紹介・あらすじ

2009年10月、惜しまれつつ急逝した加藤和彦は、時代をリードする不世出の音楽家であると同時に、当代随一の生活の達人でもあった。本書は、パートナーの故・安井かずみとともに多くの作品を創り出していた80年代、ソロアーティストとして、生活者として、最も充実していた時期に書かれた。料理、旅行、ファッション…生活の様々なことについて独自の切り口で語ったその内容は、今も色褪せない。スタイリッシュな魅力に溢れた一冊。

感想・レビュー・書評

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  • あまりにも親米、親ヨーロッパ的である。
    徳大寺有恒と同じ傾向。
    バブル以前の豊かな時代を窺い知れる。

  • 2009年10月に急逝した加藤和彦氏のエッセイ。
    粋人なのでしょうが、あまりにも住んでいる世界が違うので、ありがたみがわからない部分もあった。

  • 僕は加藤さんの熱心なファンではなかった。
    (ソロを追いかけるというよりもミカバンド)。

    だが、ラジオで聴いたり、
    雑誌の記事で読んだりしたときのひと言が、
    ずっと心に残っていたりするのも事実だ。
    そういう意味では、
    影響を受けたと言ってもいい。

    この本は、ライフスタイルに関するものであり、
    仕事などで謀殺されるとつい忘れてしまいがちな、
    住食衣に対して、
    人(とりわけ連れ合い)に対して
    「いかに振る舞うか」、
    つまり人生に対する
    本質的なアティテュードが書かれているものだ。

    意外だなと思ったのは、
    男の装いのネイビーブルーに関するくだりで、
    加藤さんはどちらかというと
    モード寄りの人という印象を僕は持っていたのだが、
    その考え方の基盤はクラシックなのだなあと思った次第。

    (ネイビーブルーに
     モードもクラシックも何もない
     ということのあらわれなのかは分からないが)。

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